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 ~~北京で中医学を勉強していたやまねこの日記(2008年7月帰国)~~
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しばらく間があいてしまいましたが、今日は仕事がわりとヒマなので
このすきに旅日記を最後まで仕上げようと思います。


8日目、9月23日。
朝から大雨でホイアンのホテルでお昼までだらだらすごし
ランチもホテルのレストランで。
中庭の小道が池と合体して小川になってました。

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ホイアンから空港のある最寄の街ダナンまでバスで移動(1人3USD)。
来るときと違う会社のバスで、スピーディにダナンへ到着。
バス停から空港までTAXIで移動し、ベトナム航空でダナン→ハノイへ(1人68USD)。
ハノイ市内へはエアポートバスで移動し、そのままホテルまで送ってもらったので、
本来1人2USDのバス代が1人4USD。空港タクシーよりかなり安くすみました。

ホテルは前回のホテルのすぐそばティラン・ホテル(1泊62USD)。
割と新しいホテルで、浴槽つきの浴室、というのが気に入って予約。
部屋はホアビン・パレス・ホテルより広くて快適。
なにより、受付のお姉さんがいつも満面の笑顔で感じよかったです。
夕食はキノピーさんおすすめのマム(Mam)へ。
生春巻きが食べたくて、それが入ったコースにしたら、結構高かった(1人32USD)。
そして・・・前菜・スープ・サラダはベトナム料理だったけど、メインの魚・肉料理は
思いっきりフレンチだった!!!(←ちゃんとメニュー熟読しなかったせいです)
味は美味しかったけどね(笑)。


9日目。
あまり観光する気もないやまねこたちは、また旧市街をぶらぶらして
おみやげを物色してすごしました。
P太郎が近々ひらくお店で使えそうなものとか探して。
市場へ行ってみようと、一つ目ハンザ市場というところへ行ったら
すっかり建て替えられて高級ショッピングセンターになってしまっていてがっかり。
(やまねこのガイドブックは3年前の古いのだったのでいろいろ変化が
大きかった。やはり、ガイドブックは最新版を持ってくべきですね)
2つ目、ドンスアン市場。こちらは、とっても庶民的な市場でした。
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市場付近の小さな路上レストランでフォーを食す(1つ1.5USD)。
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市場付近の風景。
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夕食はホテルのすぐ前の道端でやってる海鮮のお店で。
昨夜、とても賑わっていて気になっていたお店です。
期待通りとても美味しかった!!!(3品+コーラで12USDほど)
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ホアンキエム湖の夜景。
たくさんあるベンチは、すべてカップルが座っています。
ハノイ最後の夜なので、食後は人気店にチェーを食べにいったり
カフェでまったりしたりしました。
しかし、ホアンキエム湖畔にあるハプロなんとかというカフェのコーヒーは
ミルメークを水で溶いたみたいな味でかなりひどかったな・・・。
P太郎は一口飲んで「アカン!!(←最近の口癖)」。
お客さんは多かったけど、単に場所がいいからかな。
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10日目。
今日は帰国の日ですが、夜遅い便なのでたっぷり時間があります。
ローカルバスに乗って、焼き物の村、バッチャンへ行くことに。
バス代1人3000VND=0.15USD=12円くらい。安っ!
オバァが、この席があいたから座りなさい、と手招きしてくれたので
ちゃっかり席を確保。
ベトナム人、結構親切なのに、あくまでも憮然とした表情。
ちょっと笑顔になってくれたらすごくいいのになぁ・・・。
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買い物は陶器市場が便利ですが、せっかく来たので
バッチャン村の工房を散歩がてらぶらぶら見学に行ってみました。
小さな村で、のーんびりした雰囲気でした。
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ここが陶器市場。
たくさんの小さなお店が軒を連ねていて、品揃えが少しずつ違うので
気に入ったものを見つけたら、場所を忘れないようにしないと
どこかわからなくなります。
「他にもっと気に入るのがあるかもしれないし・・・」と思うとどうしても
1回で決められず、あちこちウロウロ。
でも、結局全部、最初に見たお店に戻って買いました。
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お昼はバス停前のローカルフードの路上店で。
2種類を、1人前ずつ頼んだのに、すごい量が出てきた。
買い物のあとは、またバスでハノイに戻り、チャオ・カフェ(Ciao cafe)で休憩。
昨日の夜、ここか、湖畔のカフェか迷って、湖畔のカフェに行ってしまったけど
こちらにしとけばよかった。ちゃんとした味のコーヒーでした。
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夕方、水上人形劇へ(一人5USD)。
P太郎は乗り気でなかったのだけど、しぶしぶ付き合ってくれました。
舞台が池のようになってて、シュールな顔のお人形たちがコミカルな
動きを見せてくれます。
言葉は全然わからないけど、楽しかったです。
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夕食は、キノピーさんオススメのフォーのお店、フォー・ザ・チュエンへ。
行列のできるお店だけあって、ほんとに美味しい(一つ2USD)!!
P太郎が今回の旅でいちばん美味しいフォーだった、と言ってました。
キノピーさんイチオシのフォー・ティンには行けなかったのが残念。
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このあと、ハイランド・カフェで時間をつぶしてタクシーで空港へ向かいました。
ホテルで契約しているというタクシーを断り、普通にタクシーだけ
呼んでもらったら・・・ゴキゲンをそこねたせいか(?)
8人乗りの大型車を呼ばれ、運賃が倍かかりました。
やっぱり、少々マージンとられても、素直にホテル契約タクシーに
しておけば、と後悔。倍の運賃よりよっぽどよかった(涙)。


最後にお土産の中からお気に入りを紹介。

P太郎が背負ってるのはハノイの骨董品屋で買った、背負い籠(17USD)。
中部の農村の手作りの籠だとお店の人が言ってました。
やまねこは、買うのを阻止しようとしたけど、しきれなかった。
おかげで、P太郎はコレをずっと背負って帰ることになりました。
頭にかぶってるのは、市場近くの雑貨屋で買った竹のカサ(10個22.5USD)。
(ティラン・ホテルにて最後の夜に撮影)
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ホイアンで買ったランタンのカバー(一つ3.5USD)。
色はオレンジ色です。
お店の照明を全部これにしたかったのですが、布が厚いせいで暗くなって
まるであやしいぼったくりバーみたいな雰囲気になってしまったので
窓際に3つだけ使うことにしました。
(壁の写真は、P太郎のお父様撮影のハスの花です)
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残り4つの照明には、上でP太郎が頭にかぶっていた
竹製のカバーをつけました。
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バッチャンで買ったマグカップ(一組2.5USD)。
もうちょっと安く買えるかと思ったのに、まったく値引きしてくれなかったです。
フタには、使ったあとのティーバッグを置けて便利。
やまねこの一番のお気に入りの自分へのお土産です。
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ドンスアン市場で買ったレンゲとちょっと柄の長いスプーン。
チープな感じがすばらしくいいです。
お値段もかなりのお安さ(各6本ずつで合計1USD弱)。
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バッチャン焼きのシーサーのペア(10USD)。
しっぽがかわいい♪
お店の飾りにしようと思って買ったのですが、いい置き場所がみつからず
今はウチの玄関にいます。
バッチャンで買い物すると、こんな袋に入れてくれます。
ホコリがいっぱいつくので、他の用途には使いにくいけど
すごくかわいい♪
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他にもいろいろありますが、これくらいにしときます。

P太郎が後で思い出せるように、旅日記には値段を入れるようにと
言うので、今シリーズは値段表記をがんばったのですが
今日の日記の分はすでにかなり時間がたってしまったので、
多くのモノの値段を忘れてしまいました。
忘れないうちに書くか、ちゃんとメモしとかないとダメですね。
それにしても、1USD=約80円というレートはすばらしかったです。

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今日は大雨で出かける気にならずホイアンのホテルで
だらだらしています。
ツアーじゃないと、出かけたくないときはこうやって
だらだらしたりできるのがいいですね。
時間がたっぷりあるので、前回の続きの旅日記を書くことにします。


4日目、9月19日の分から。
この日の朝は、ハノイ旧市街をぶらぶらして
旧家保存館(2.75USD)を見学したり、お土産を買ったり。
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午後は、飛行機で中部の街、フエへと移動。
フエはベトナムの古都で、京都のようなところ。
ここでとったホテルはセンチュリー・リバーサイド・フエ(1泊45.5USD)。
自分で☆4を掲げている中級ホテル。
昔はよかったんだろうけど今はかなりしょぼい。
古くて、ただ広いだけの部屋だし。
やまねこの判定では☆2.5だね。
ま、朝食つきで二人で1泊3600円だから値段相応?
(でも、ハノイの旅行会社では1泊77USDと言われた。
ほんとにその値段で泊まってたら、かなり怒ってたと思う)

夜は近くの外国人観光客向けのレストランに行きました。
古典楽器の生演奏もあって、ちょっと値段も高めで50USDほどでした。
が!
うかつにも言われるままに支払い、帰ろうとしてはたと気づいた。
そんな高いセット食べてないよね?と。
おかしい、と明細を見せてもらったら、どうも隣の席の一番高いセットを
食べていた二人連れと間違われて(故意かうっかりかは不明)いたのだ。
そして、取り替えてもらった、本来の我らの明細を見ると・・・
たのんでないパイナップルジュースが1杯追加されている(故意かうっかりか不明)。
それも消してもらって、二人で35USDほど。
ま、ごめんなさい、と素直に返してくれたから許そう。


5日目。
フエのシティ・ツアー(一人9USD、各観光地の入場料は別)に参加。
世界遺産のフエの王宮(写真は王宮門)と、郊外のお寺や
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王様のお墓(写真はカイディン帝廟。この像の下に王様が眠っている)などを
バスでまわり最後はドラゴンボートに乗って市内に帰ってくるツアーです。
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王宮は中国の王宮を模して作られているけど規模はかなり小さく
ベトナム戦争による破壊がひどく、残っている建物が少ししかなくて
奥の方はほとんど基礎だけ残って草が生い茂っていました。
この日はお天気が崩れてきていましたが、ランチの時間とか、バスで移動中に
雨が降って、観光してるときはなんとかカサをささずにすみました。
でも、夕食時は結構な雨で、すぐ近くのレストランで済ませました。


6日目。
朝から旅行会社のオープンツアーバス(一人4USD)で
フエからホイアンへ移動。全然パワーのないノロノロ運転のバスなのに
おみやげ物屋での休憩はしっかり30分。トイレ休憩10分で十分だろ。
4時間ほどかかってホイアンに到着しました。
ホイアンはその古い街並が世界遺産に登録されています。
美しい街をバックに結婚写真撮影中のベトナム人カップルがいました。
(風景を撮るふりをして、P太郎が激写。
木造の橋は日本人が作ったといわれている来遠橋
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現地のTV局がこの角度の風景をバックに何か撮影していたので
同じところで記念写真。
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ここでは、町並みからちょっと歩いたところにあるホテル
ヴィンフン・リゾート(1泊63USD)に宿泊。
フエと同じ☆4の中級ホテルだけど、こちらはすばらしい環境。
円高のおかげで5000円ほどでこんなホテルに泊まれて幸せです♪

ランチはTrung Bacという100年以上前の建物を改装した
かわいいお店で。(7USD)
お料理、手前がホイアン名物の揚げワンタン、後ろがカオ・ラウという
うどんみたいに太目の麺。あと、揚げ春巻きも食べました♪
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ディナーはDungという大衆食堂っぽいお店で(6USD)。
写真はコム・ガーという鶏肉ごはん。
これと、もうひとつ、ブタ肉を野菜と一緒にライスペーパーに巻いて食べる
料理と二品でお腹いっぱいになりました。
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7日目。
ミーソン遺跡への半日ツアー(行きはバス・帰りは船一人8USD)に参加。
チャンパ王国の遺跡でだいたい8~13世紀に作られた建物が
世界遺産になっています。
規模は小さいけど、カンボジアのアンコール遺跡群に似た雰囲気です。
この日は朝から雨でしたが、遺跡観光中はしばらく雨がやんでいてくれました。
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午後は雨の中、ホイアンの市場や古いお家を観光。
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ディナーは、昨日のランチで美味しかったTrung Bacへ行きました。
4品+ベトナムティー2杯でお腹いっぱい(11.5USD)。
手前はホイアン名物、ホワイトローズ。
後ろは昨日と同じ麺、カオ・ラウ。
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食後はランタンに彩られた夜のホイアンをぶらぶら。
ランタンの明かりは上品で落ち着いた感じで好感が持てます。
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欧米人に人気のThe Cargo Clubというカフェ(&レストラン)で
食後のデザートとベトナムコーヒー(10USD)。
日本だったら、このマンゴータルト(写真・右)だけで500円以上しそう。
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ホイアン最後の夜の風景。
昨日の昼間、記念撮影した同じ場所がこんな感じになります。
時間があったら、もう数日ここにいてもよかったな~。
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日記を書くのは実に10ヶ月ぶり!!
2006年北京にいた頃に始めて、かれこれ5年。
でも最近はすっかり放置したまま。
近況としては、P太郎がもうすぐ自分のお店を開く予定・・・
という大ニュースがありますが、それはまた次の機会に。


9月16日から夏休みをもらってベトナムに来ています。
初日は夜にハノイに着いて、そのまま旧市街の中にとった
ホアビン・パレス・ホテル(1泊61USD)に直行して寝ただけでした。
空港からはTAXIで移動(18USD)。


2日目。
目覚ましかけずに好きなだけ寝よう・・・と思ってたのに
ホテルの前が朝は路上市場になって、6時頃から騒がしく、
大音量で音楽まで流れていて目が覚めてしまいました。
(時差が2時間なので日本的には8時ですが)
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午前中は、まず近所の旅行会社を回って、ハロン湾ツアー予約と
ハノイのあと、フエに行くためのエアチケットを購入(一人81USD)。
同じチケットでも、お店によって値段が違います。

旅行会社めぐりの合間に、文旦を買う(0.5USD)P太郎。
そして、いきなり食べ始める始末。
両手は汁でべたべた。当然、服にも飛び散りました。
文旦って、全然食べ歩きに向かない食べ物だよ・・・。
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白馬最霊祠というハノイ最古のお寺でかわいいネコ発見。
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旧市街のすぐ南にあるホアンキエム湖を
東側からぐるっと散歩することに。

湖に浮かぶ小さな島、ゴックソン島には
巨大な2mの大亀の剥製があります。
淡水の湖に棲むにしてはかなりな大きさでコワイ。
ここでも、かわいいネコ発見♪
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さらに南へ散歩すると、絵葉書でよく目にする亀の塔が。
亀から授かった宝剣で中国からベトナムを解放した英雄が、
ここでその剣を奉還したと言い伝えられているそうです。
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湖を半周したところでちょうどお昼時となり、Tan Tanというお店へ。
玄関からずーーっと奥まで細い通路を入って行き、
さらに階段を登ったところがお店。
ハノイ名物、チャー・カーという魚料理を注文してみた。
揚げ焼きにしたお魚と、野菜や麺を一緒にまぜて食べます。
見た目より、かなりおいしかったです(全部で二人で22USD)。
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食後は、湖の西側を散歩。
ハノイで最も大きな教会、セント・ジョセフ教会(ハノイ大聖堂)。
12~14時はお昼休みで中には入れませんでした。
この近所には、かわいい雑貨屋さんやおみやげ物屋さんが多く
さっそく買い物してしまいました。
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湖を1周したら、すっかりくたびれたのでカフェで休憩。
つい2~3週間前にハノイを旅したキノピーさんオススメの
カフェ・フォー・コー
入り口がわかりずらくて迷ってしまいましたが
お店からホアンキエム湖がよく見えていい気分でした。
名物のエッグコーヒー(1.75USD)を注文。
まったりクリーミーな不思議なお味。
ここでも、支払い時にかわいいネコ発見。
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夜は、果敢に屋台のフォーやチェー(だいたい何でも1~2USD)に挑戦。
人が多そうなお店を選んで入ったら、どれも大当たり。
とってもおいしく、安く、満足でした。
注文はコトバが全然通じなくてちょっとタイヘンでしたが
遠慮のないわたしたちは、人が食べてるのを指さして、
「アレと、アレ!」と注文。
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3日目。
ハロン湾への日帰りツアー(一人24USD)に参加。
ハノイからバスで約3時間。
その後は、こんな船に乗って4時間のクルーズです。
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世界遺産にも登録されているハロン湾の風景は
「海の桂林」と称されているところ。
去年行った、張家界にもかなり似てます。
これは、ベトナムのお札に印刷されている岩。
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船の上でランチを食べて(ちょっとさびしいメニューでしたが)
最後は、鍾乳洞を見学してクルーズは終わり。
鍾乳洞はどこで見ても同じような鍾乳洞でしたね。
そして、鍾乳洞なのに、なぜか中が蒸し暑くてたいへんでした。

3日目の夜も、街角で不思議な食べ物を食べ歩きました。
見たこともないものがいろいろあってかなり楽しいです。
ちょっとお腹が心配でしたが、翌日もすごく快調でした。


つづく。

拍手[1回]

夏休みも終わり、12日に日本へ帰ってきました。
C国の雄大な自然風景はとてもすばらしいと思いますが
旅をするにはちょっと不自由な面もいろいろあります。
楽しい旅ではあったけれど、帰宅するとほっとしますね。
特に、今回の旅はずっとお天気が悪かったので、
沖縄の青い空と青い海を見てかなり癒されました(笑)。

さて、間があいてしまいましたが前回の続き。
旅の後半、張家界です。
張家界は、桂林と同じくカルスト地形の見られるところで
その風景は桂林よりもダイナミックです。
1992年に武陵源自然風景区が世界遺産になりました。
でも、日本ではなぜか桂林ほど有名ではありませんね。
日本人観光客もすごく少なかったです。


1日目は武陵源へ。
午後に到着して、金鞭溪という小さな川沿いを散策。
川沿いを反対側の出口まで歩いて通り抜けるのだと期待していたら
1時間ぐらい歩いたら引き返してくるようにと言われた。
反対側の入り口の方に、いろいろ名まえのついた岩がたくさんあり
なんとなくよさげだったから行きたかったのに、がっかり。

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だけど、川沿いはどこまで歩いても同じような風景だったので
全走破しなくても、よかったかも。
霧と逆光で写真が全然キレイに撮れませんでしたが、
雨が降らなかっただけ、よかったかな。
あちこちに、このように「アバター」とからめて宣伝するボードが
置いてありました。
なんでも、アバターのカメラマンの方が、ここに数日滞在して
風景をカメラにおさめて帰り、惑星パンドラの多くの風景がそれをもとに
デザインされたらしいです。

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2日目、同じく武陵源
まずは、小さなトロッコ列車に乗って十里畫廊といわれるところの風景を眺めました。
中華な人たちは、なんにでも名まえをつけるのが大好き。
たとえば、「三姉妹」とか「薬草取りの翁」とか。
確かにそう、見えなくもないけど、なんか無理やりって感じ。
やまねこには、ただの岩にしか見えなかったです。
しかも、雨で気分も今ひとつ。

十里畫廊の次は、袁家界というところへ移動。
このあたりが、やまねこのいちばん期待していた風景だったのですが
雨はさらにひどくなり、カサだけでは防ぎきれず、雨カッパを購入しました。
もちろん、風景は雨と霧で全然見えません。
本当なら、霧の間にぽこぽこ顔を出す大きな岩の並ぶ風景を
見ることができるはずだったのに、一面真っ白でした。
ちょーがっかり・・・。

それでも、言われるままに前に進んでいくと・・・
惑星パンドラハレルヤ山乾坤柱という名前の岩)に到着。
霧の晴れた隙に、ちょっと見ることができました。
右側の岩です。
確かに、雰囲気がよく似ているかも。

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でも、見えたのは一瞬。
またすぐ霧の向こうに隠されてゆくのでした・・・・・・。


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その後は、世界一という百龍エレベーターに乗って山を下りました。
300m以上あるエレベーターだそうです。
それが、ほんとにあっという間に下につきました。
こんな世界遺産の公園内の岩に、エレベーターつけていいの??と
ちょっとギモンですが、楽に移動できるのはよかったです。
岩の中に隠すとか、できなかったのかな・・・。

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下に降りると、そこは、昨日散策した金鞭溪の入り口のすぐそばでした。
山の上は霧で真っ白だったけど、下界は雨もやんでいて奇岩を見ることができました。
これで、2日間の武陵源の観光が終わりだと思うと不完全燃焼な感じ。
しかも、まだ15時なのに、「もうホテルに帰りましょう」、と言うガイド。
雨のせいで山の上でゆっくりしなかったから早く終わった、と言うけど
そしたら、その分、このあたりでゆっくりさせてくれてもいいんじゃないの!?
武陵源のチケットは高いのに~~。
やっぱり、ツアーは不自由。

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早く帰らされたので、ホテルの近くをぶらぶら。
町から見た山々もなかなか風情がありました。

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さて、最終日、3日目は午前中は寶峰湖という湖で船に乗ったあと、
午後は天門山へ。
ここには、世界最長というロープウェーがあります。
(ゴンドラ内の文字などからみて、多分スイス製だと思われる)
それはもう、すっごーーーーーーく長い。
山と山の間の大きな谷に、まったく支柱がないのだ。
すごくこわい。
止まったら、どうなるの!?
ヘリコプターとかでないと、救出してもらえなさそう・・・。

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そして、すごく切り立った崖に建つ支柱。
一体誰がどうやってここに建てたんだろう!??
人間ってすごい、と思いました。
整備や修理とか、並大抵の作業ではなさそう。

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山上に着くと、今度は崖沿いに遊歩道が作られていて、そこから
絶景を楽しめるようになっていました。
が、今日も霧であんまり遠くは見えません。
それが却ってよかったのかも。
遠くまで見えたら、ここを歩く怖さが倍増していたはず。
C国のもろもろの作業の大雑把さを考えると
この遊歩道の安全性をどこまで信じていいのかかなり不安です。

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崖の下の谷底がどこなのか見えませんが
下を見るとすいこまれぞう・・・・・・。

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怖かった記念に、一枚。
ほんとにほんとに怖かった。
高所恐怖症の人は一歩も歩けないんじゃないかと思います。
こんなとこに、道を作った人っていうのも信じられない。
恐ろしすぎる・・・。

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このあと、天門山にある天門洞というおおきな洞穴(反対側に突き抜けている)を
見るために、960段(だったか?)あるという階段を上まで歩いたのですが
やっぱり霧が深くてなんにも見えず。
まあね、天気がよければ下から洞穴が見えるのに、階段の上の方は
下からまったく見えなかったので期待はしてなかったんだけどね。
でも、穴が見えないと、上に登ってもな~んにもなかったです・・・。


ほんと、今回の旅はお天気に恵まれず残念な旅でした。
また10年くらいしたら、リベンジに来てみてもいいかな。
その頃には、日本人観光客も増えてるかな~?
(西洋人もすごく少なくて、ほとんどが韓国人か中華圏の観光客でした)


最後に、湖南省の省都である長沙という町にも1泊して市内観光したのですが
博物館以外はあんまりおもしろいものはありませんでしたね。

・・・という長沙の町の感想を、帰国してから、漢方の師匠に話したら、
「長沙の湖南中医学院には、長沙で太守をしていた張仲景の銅像があるのだ。
なんで行って見てこなかったんだ」と言われました。
張仲景が長沙ゆかりの人だとすら知らなかったのでしょうがないですよ~。
ちなみに、師匠は湖南に旅行に行かれる方にわざわざ写真を撮ってきて
もらったのだそうです・・・・・・。


(張仲景:1800年ほど前に、漢方の有名な古典を書いたちょー有名人。
医聖と称されています。)

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今日は楽しみにしていた鳳凰古城を散策しました。
ここは、少数民族のミャオ族(苗族)の人々が暮らす街です。
街の規模は、数年前にtomoちゃんと行った雲南の麗江より
小さい感じですが雰囲気は似ています。

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そして、場所によっては、これまたtomoちゃんと行ったことのある
黄山の老街にもちょっと似ている気がします。

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<街角スナップ>
中に入って参観した建物のひとつ
(確か、芸術家の一家のお家だった)
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おこげ売りのおばさん
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ミャオ族のお酒の店
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燻製屋さん(ブタの顔が・・・)
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C国の街角によくある麻辣タン屋さん
(北京では時々食べたけど、日本で暮らす今では
お腹壊しそうで食べるのを躊躇しますね)
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小汚い家庭料理店
(こちらも、ひきつけられるものの、食べる勇気はない・・・)
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なんだか、よくわからないガラクタ(!)を売っているおじさん
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大あくびのミャオ族のオバァ
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街中を散策したあとは、小さな船に乗って川沿いの建物を鑑賞しました。
のんびり船に乗りながら景色を眺めるの、すごくよかったです。
前方の橋は、ミャオ族の風雨楼・虹橋です。

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橋の下を通過するところ。
ちょうちんや、お店の名前の文字がなければもっといいのに。

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船でのんびりしたあと、虹橋の上から街を眺めました。
ここも、いい風が吹いてとっても気持ちよかった♪

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こうやって昼間の写真を見ると、とっても落ち着いた雰囲気に見えますよね?
でも・・・・・・

はとんでもないんです。
ネオンがギラギラしていて、たくさん立ち並ぶバーは、
生バンドの演奏をかなりのボリュームであたりにまき散らし、
はっきり言って騒音でした。
ガイドさんは「夜の鳳凰古城を見ないと来たことにならない」とか言ってたし
ガイドブックにも「できれば日帰りでなく宿泊して、観光客が帰って
静かになった街を歩いてみたい」などと書いてあったのに
大ウソです。

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虹橋もびみょ~~~なライトアップ。

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やっぱり、昼間の方が絶対にオススメです。
まだ麗江の夜の方が、ここまで騒々しくはなかったのに。
(行ったのは、2年半も前のことだから、今は、麗江もこんなふうに
なってるんだろうか・・・??)


明日からは、3日間かけて張家界をめぐります。
アバターの惑星パンドラのイメージの元になった場所だそうです。
ちょっと山登りもしないといけないみたいなのでがんばります。



次へつづく。(・・・多分)

拍手[1回]

ちょっと遅いけど、夏休みをもらって旅行中です。
9月4日から、台湾発のツアーでC国湖南省へ来ています。
北京から帰国して以来、C国に来るのは2年ぶり。
建物の様子とか、お店の看板とか見るとちょびっとなつかしい感じも。
でも、街角で飲み物を買って受け取ったおつりが
あまりにぼろぼろでサイフにいれたくないくらい汚かったので
C国はこういうところだった、と思い出しました(苦笑)。
(それにしても、2年前には考えられなかったよいレートで
両替ができます。円高、すごいな・・・)


ツアー初日は、夕方に湖南省の省都・長沙に到着。
台湾とC国を直行便が飛ぶようになったので
香港やマカオで乗り継ぎをしなくてよくなり便利になりました。
台北から2時間ちょっとで着きました。


空港から市内へ着くとまず夕食でした。
「西湖楼」という、1万人収容の巨大レストラン。
C国で一番大きいレストランだと、垂れ幕に書いてありました。
C国はほんとに大きいものが好きですね。
まるで本物の城門のような入り口。
観光地かと思いましたよ。

20100906_1.jpg


巨大レストランなので、そんなに期待していなかったんですが
料理はまずまず美味しかったです。
でも、湖南料理はピリ辛のはずなのにほとんどピリっときませんでした。
店員さんによると、「ピリ辛なものをあまり食べない台湾人向けに
こういう味付けにしているのよ」ということでした。
せっかくだから、本場の味を堪能したかったのに、がっかり。

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お腹いっぱいになって、外に出て見ると
もうすっかり暗くなっていました。
廊下は、びみょ~~~なセンスのライトアップ。
こんな毒々しい色にしなくてもいいのにねぇ・・・。

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今日、2日目は、湖南省の西の方にある鳳凰古城へ向けて
ほぼ1日中バス移動でした。
あまり座り心地がよいシートではなく、前のシートとの間も狭いので
かなり疲れました。
でも、バスでずーっと寝ていたので眠くならないので
久しぶりにちょっと旅日記を書いてみました。


次回へつづく。(・・・かも?)

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シルバーウィークに合わせて夏休みをとって、
昨日からカンボジアのシェムリアップに来ています。
「神秘のアンコールワット 美食と芸術の5日間」という
台湾発のツアーに参加中。

2日目にして、このツアーの言うところの「美食」とは、
ちょっと高級なホテルのブッフェをあちこち食べに行く、ということだと
気づいてちょっとがっかり気味です。
現地で人気のいろんな料理が食べられるのかと期待していたのに。

今日はアンコール・トムの遺跡群に行ってきました。
微笑をたたえた四面塔とか

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宇宙の中心をあらわしたバイヨン寺院などを見ました。

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今は雨季ということなのですが、幸いにもこの2日間は
お天気に恵まれています。
階段を上ったり降りたりしながら歩き回るので、かなり暑いです。
でも、毎回、おなかいっぱい食べてしまう「美食」のせいで
いくら歩いても体重が減りそうにありません・・・。

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今回は、Angkor Palace Resort & Spa というホテルに泊まっています。
5つ星ホテル、ということなのですが、いいホテルに泊まると、いいもんだな、と
思える小さなサプライズがありました。
昨日、やまねこはお誕生日だったのです。
ツアー旅行中では、落ち着いたディナーとか、美味しいケーキは
望めないなと思っていたのですが・・・

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冷蔵庫の中に、こんなケーキが用意されていたのです!!
(たぶん昨日、用意されていたハズだけど、今朝やっと発見)
そういうわけで、今日、1日遅れのバースデーケーキを食べました。
お誕生日がうれしくなくなって、もう久しいけど、
こういうことがあると、ちょっと幸せ~



   

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もうずいぶん時間がたってしまいましたが・・・
ゴールデンウィークに台湾に行ってきました。
旧正月にも清明節にも帰らなかったP太郎の実家へ
顔を出しておこう、というのが主な目的でしたが、
ついでに、ずっと行ってみたかった離島、緑島に足をのばすことに。
ちょうど、同じ頃に台湾に旅に出ていたtomoちゃんと
台東の空港で待ち合わせて、一緒に行ってきました。

緑島は台東の東南、約30kmの沖合にあり、
面積は約16平方キロメートル、人口は約3000人。
台湾で4番目に大きな島で、自然豊かな観光地として人気があり
年間20万人ほどが訪れるリゾート地です。
観光シーズンは3月~9月頃。
緑島は台湾のダイビングのメッカとも言われているので、ぜひ潜って
みたかったのですが、5月はまだやまねこ的には水温が低すぎるので
今回はやめておきました。

緑島までは台東から飛行機で15分、船だと1時間弱かかります。
リーズナブルな船で行こうかとも考えたのですが
いろんなサイトや行ったことのある方のブログなど拝見すると、
船で行くと大揺れするので確実に吐きたおす」みたいなことが
多々書かれていたため、おそろしくなってやめました。
飛行機は、20人くらいしか乗れない小さなプロペラ機でした。
そして、けっこう揺れました。
15分だからよかったけど。
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緑島に着くと、まずレンタバイクを借りて、ホテルへ。
小さい島なので他に交通手段がなく、バイクが一番便利なようです。
お天気がいまひとつで、今にも雨が降りそうなので心配です。
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とりあえず、腹ごしらえということで、海鮮レストランへ。
緑島に来たからには、おいしい海鮮を食べまくらねば!!
でも、われわれは1泊しかしないので、食事回数に限りがあります。
なので、まず、一番食べたいものから注文することに。
とっても食べたかったイセエビちゃんが食べられるかどうか聞くと、
店員さんが「今、つまかえてくるから」と言って外出。
裏の生け簀から取ってくるということかと思っていたら、
ほんとに海につかまえに行った(?)のか、
他の料理を全部食べ終わってもまだ出てきません。
もうキャンセルするよ、と言いたくなった頃にやっと登場。
味はよろしかったです♪満足♪
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食べ終わって、どこかに行ってみようか、というところで
心配していた通り、パラパラと雨が降り出してきました。
今にも大雨になりそうな感じ。
遊ぶのはあきらめて、ホテルへ戻って休憩することにしました。
そして、雨はそのまま夕方まで降り続き、初日の午後は何もしないまま終了。

やっと雨がやんだので、夕食の前に温泉で一風呂浴びることに。
緑島には、世界3大海底温泉のひとつ、朝日温泉があるのです。
(3大のうち、残り2か所の海底温泉は、イタリアと九州らしいです)
台湾の温泉は日本のように「裸のつきあい」ではなく、水着着用です。
やまねこたちも、ちゃんと水着持参していたのですが、
水着だけでなく水泳帽も着用しないといけないとのこと。
仕方ないので、ホテルのシャワーキャップで代用。

温泉は、海が見える露天の方はかなりぬるく、
温泉というよりは、温水プールという感じで、全然まったりできません。
(潮の満ち干の関係で水温が変わるようです。)
後になって室内にも温泉があることを発見し、やっと温泉らしい温泉に
つかることができて生き返った気分でした。
ジェット風呂や打たせ湯もあってよかったです。
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夕食は、緑島の名物をいろいろ注文してみました。
鹿肉、ぜんぜん臭みがなく美味しかったです。
ピーナッツ豆腐は、沖縄のもののほうが柔らかくてぷるぷるで
美味しいと思いました。
トビウオのから揚げも、沖縄のグルクンのから揚げには負ける感じです。
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そして2日目。
昨日は温泉しか行けなかったので、がんばって観光せねばなりません。
まず行ったのは、ちょっと山の中にある梅花鹿生態園區というシカ公園。
緑島にいる梅花鹿は、奈良のシカと違って、大人になっても
身体の白い斑点が消えません。
写真のシカは、まだ仔鹿です。
えさをあげて交流することができました。
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次に、緑島を一周する道路に沿って、海岸の景色を眺めながら
観光スポットめぐりです。
ここは緑洲山荘という、元監獄。
白色テロの時代の政治犯を収容していた刑務所だそうです。
(その白色テロが何なのか、近代史に疎いやまねこにはわかりません。
でも、この付近の岩に「共産党から中国を取り戻そう」みたいな国民党の
スローガンがたくさん残っていたので、国民党の支配に反抗する台湾の人々を
政治犯として収容していたのではないか、と思われます。)
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緑島一番のビュースポット、小長城からの景色。
左上の岩はパグ犬(左向きに伏せているように見える)、右上はスリーピング・
ビューティ
(女性が頭を左に横になっているように見える)と命名されています。
これ以外にも、たくさんの岩が、何かに見立てて名前をつけられていました。
中華な人たちは、こういうネーミングが好きみたいです。
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その後は、
左上:観音堂という小さな洞窟(しょぼすぎた)
右上:柚子湖という古い集落
左下:大白沙ビーチ
右下:緑島燈台
などという主だった観光スポットを一通り回りました。
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お昼は、とおりすがりの小吃店で、ちょこちょこ食べつつ島を1周したら、あとは
もう見るべきところもなく、夕方4時の飛行機まで時間がたくさんあまってしまいました。
そこで、氷を食べたり、何か飲んだりして時間をつぶしました。
左上は、緑島名物の海草入りの豆花(豆乳プリン)。
この「海草」とは、沖縄ではアーサと言われている海苔の一種です。
これが、カキ氷やジュースやもちなどの甘いものに入っているのが
緑島の名物デザートのようでした。
やまねこ的には、どうしてもアーサ汁(すまし汁)のイメージがあり
甘いものには入れてほしくない感じでしたが
tomoちゃんとP太郎は美味しいと言ってました。
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最後の最後は、カフェでヒマつぶし。
お店のお兄さんが、ぜひ壁に落書きしていって、と言うので、記念にサイン。
あっという間に落書きでいっぱいになるから、
毎年、壁を塗り替えるのかな・・・?
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かなり小さな緑島空港。
1泊2日の緑島の旅は、無事終了しました。
台湾の離島では、去年、同じくtomoちゃんと一緒に遊びに行った
澎湖島の方がおもしろかったです。
でも、離島の風情は、緑島の方がありました。
次は、蘭嶼小琉球という離島に行ってみたいです。
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あんまり興味のなかった内モンゴル(←あまり美味しそうな
モノがなさそうなので・・・)に行ってきました。
北京から夜行列車で9時間です。
朝7時すぎに、フフホト(呼和浩特)に到着して、そのまま2泊3日の
大草原&砂漠ツアーに参加しました。

フフホト市内から、車で2時間半ほどでシラムレン(希拉穆仁)という草原に到着。
今年の草原は6月にたくさん雨が降ったので、最高の状態だ、とガイドさん。
草原のあちこちに、写真のような蒙古包(モンゴル語ではゲル)の
集まった宿泊施設がありました。それぞれ、旅行会社と契約している模様。
観光客相手の宿泊施設なので、ゲルは本物の布製のものではなく
コンクリートで作られてました。ちゃんとトイレ・シャワーもついていて、
でも、排水がそのまま地面に流れるようになっていたので、
何年かしたらこの草原はなくなっちゃうんじゃないか?と心配になりました。

車から降りると、民族衣装のみなさんが歌いながら出迎えて、
お酒を振る舞ってくれました。が、歌い終わるとさっさと帰ってしまいました。
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到着したツアー客は、まず馬にのって遊ぶことになっています。
そして、乗馬代はツアー代金に含まれていません。
大人も子どもも、一人250元(約3800円)。めちゃ高いです!
でも、草原で他にすることもないので、「遊牧民の民家を訪問し、
このあたりでいちばん美しい草原を見に行く」、という4時間乗馬コースに参加。
そのいちばん美しい草原は、遠いので追加料金が必要でした。まったく・・・。

右下の湖(池?)のそばの草原が、いちばん美しく、状態がいい、という草原。
行ってみたら、地面があちこち見える草っ原。はげてる部分もあるし、
そんなに素晴らしい草原には見えなかった。
追加料金を払ってまで見る価値があるとも思えないような・・・・・・。
左下は敖包という石を積み上げたもの。時計回りに3回まわって、お願いをすると
かなうんだそうです。家族の健康をお祈りしておきました。
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この乗馬ツアーはかなりの難行苦行でした。
民家に着くまで最初の1時間くらいで、もうおしりが痛くて痛くて泣きそうでした。
先導のガイドのおじさんに「あまりに痛くて耐えられないから降りて歩きたい」と
何度か訴えたのですが、全然とりあってもらえず・・・。
それどころか、笑うんですよ~!!ひどい。
確かに、軟弱ですけどね、やまねこは。でも、客を笑うな!ですよ。
それに、特に、やまねこの乗っていた馬の鞍が硬かったのです。
他の人の馬には、ちゃんと鞍の上に毛布が敷いてあったのに、やまねこのは
乾燥して硬くなった皮の鞍だけ。痛くなるのも当然でしょ。

民家でお茶して休憩してるときに、そのガイドのおじさんが
「痛かったら、ここからバイクで先に帰りなさい。あの人たちが
乗せてってくれるから」と、声をかけてくれたので、助かった~、と思ったら・・・
なんとバイクは別料金。そして、馬代は途中で帰ってもまったく返してくれない!
悪徳すぎるぞ。バイクに乗りたくなるよう、わざと硬い鞍つけてんのとちゃうか、
と、疑いたくなったし。

びんぼーなやまねこは、仕方ないのでガマンして馬に乗り続け(心優しい人が
やまねこと馬を交代してくれたので、ちょっとだけ痛みはましになりました。
もちろん、それはガイドのおじさんではありません。笑うなら、ガイドの
あんたが交代してこの馬に乗れってゆーんだよっ。むかつく~~)、
4時間コースを終了して宿に戻りました。
あとでシャワーのときに見たら、やっぱりおしりがずるむけてましたよ(涙)。

乗馬のあとは、モンゴルの競馬と相撲のショーを見せてくれました。
競馬は、ささっと1回走ったら終わり。めっちゃ、あっさり。
毎日、しかも日に何回もやって、やる方もあきあきしているのは
わかるけど、それを客に悟られず、客を楽しませるのがサービスって
もんとちゃうんかい、まったく。
相撲の方は、若いコたちが、割と真剣にやっていて好感が持てました。
20080706_03.jpg

そして、食事。ツアーに含まれる食事は、そんなじょーとーなモノでは
なかったけれど、隣のテーブルではお金持ちそうな家族が、羊の丸焼きを
注文していました。1800元(3万円弱)するらしい。
あわれな羊ちゃんは、口に菜っ葉をくわえさせられて
頭にはハタと言われる白い布を巻き付けられて登場しました。

昔は、羊は王様しか食べてはいけなかったのだそうで、食べるときには
丸焼きにして、独特の儀式をしてから切り分けて食べていたそうです。
客は、その儀式を見るのが主な目的で、羊の丸焼きを注文するのです。
儀式の中では、注文した人が「王様」、その奥さんが「王妃様」と呼ばれ、
王妃様がいちばん美味しい羊のもも肉を切り分けて王様に食べさせたりしてました。
モンゴルの歌を歌いながらの儀式で、なかなかおもしろかったです。
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夜は20時すぎてから、やっと暗くなってきました。
そして、中庭ではかがり火を焚いての歌と踊りのショーが始まりました。
いろいろモンゴル語の歌を歌って聞かせてくれます。
(食事の時も民族衣装のみなさんが歌ってくれたのですが、それはリクエスト制で
1曲25元という法外なお値段で、やまねこたちは聞くのをあきらめました)
でも、カラオケなので風情がない感じ。
もっとしっとり、生の馬頭琴の演奏とかが聞きたかったな~~。

だんだん暗くなってくるにつれて、かがり火ひとつではショーの様子が
あまり見えなくなってきたので、外へ行って星空を眺めました。
北京ではほとんど見たことのない星。
ここでは、沖縄で見る星空のように、たくさんの星が見えました。
でも、やまねこは北斗七星くらいしか名前を知らないんですけどね。


2日目は、朝7時半くらいに草原を出発。
まずはバオトウ(包頭)まで行ってそこで昼食をとり、ゴビ砂漠の端っこへ。
そこは、砂漠の一部を囲い込んで作った遊園地のような施設(?)で
響砂湾というところ。もちろん入場料が必要です。
中では様々な乗り物が用意されていて、それぞれ別料金。
砂漠と言ったらラクダですけど・・・でも、昨日、乗馬でおしりがずるむけている
やまねこは、とても乗る気になれません。
車に乗ってるだけでも、揺れるとかなり痛いのに(涙)。
20080706_05.jpg

そこで、砂漠カーに乗って遊ぶことに。
自分で運転するのではなく、よこにスタッフが一緒に乗って運転してくれます。
スピードを出して砂漠を走り回るのはなかなか楽しかった♪
おしりにも、かなりやさしい乗り物でした。
でも、10分もないくらい短いのに、50元もするなんて~。20080706_06.jpg

砂漠遊びの最後は、砂ゾリで下山。
(何時間もかけてやっと到着したのに、砂漠で遊んだのはほんの2時間ほど。
なんか、かなり時間のムダの多いツアーだ。)
以前に敦煌の砂漠でこれに乗ったときは、砂が吹き付けて息ができず、
目・鼻・口・髪、そしてブラやぱんつの中まで砂だらけになって最悪でしたが
ここの砂ゾリは大丈夫だったのでした。何が違うんだろう??
敦煌では風が吹いていたのかなぁ・・・。
そして、登るときはリフトだったので、自分で歩かなくていいのもよかった♪
20080706_07.jpg


3日目は、半日のフフホト市内観光。
しかし、今日のツアー客は、やまねこたちだけ。
そして旅行会社の人は、11時半に空港に送迎に行かないといけないとかで
行程表には3カ所あった観光地(1カ所はチケットを自分で買う、とだけ書いてあった)の
うち2カ所だけ行って、3カ所目には連れてってくれませんでした。
モンクを言うと、「そこは、車代も自費だ、車代片道20元と道路通行料とガソリン代を
払うなら連れて行く」などと言う。なんてひどい!なら、行程表に書くな~!

多分、市内からちょっと距離があるので、そこに行くと次の客の
送迎に間に合わないため、わざと「じゃあ、行きたくない」と言わせるように
したに違いないと疑っているやまねこ。
それで、もう10時すぎには、「じゃあ、あとは好きにして」と放り出されました。
ほんとは昼食もついてたのに、「昼食代は返金する」と一人20元返してくれた。
なんて誠意のない旅行会社だ。

夕方の飛行機まで時間があるので、市内の観光地をぶらぶら。
街の建物は、上にゲル風の屋根がついていて、なんだか
テーマパークみたいで、かわいい♪
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ツアーで連れて行ってもらえなかった、ちょっと離れた観光地、
中国4大美人の一人である王昭君の陵墓、という所にも行ってみたけど
入場料が高いだけで、内容はがっかりなところでした。
中にある博物館の展示品もほとんど全てが複製品ばっかりで
本物は内蒙古博物館(フフホト市内)に収納されているのです。

市内観光でいちばんよかったのは、五塔寺金剛座舎利仏塔
ここは、自分たちで行ったのですが、1700年代に建てられた塔の
壁にびっしり掘られた石の仏像や仏具、動物なんかが美しかったです。
(でも、お寺の中のそれ以外の部分は全て再建されたものでいまいち。)
20080706_08.jpg

夕方まで観光したあと、19時すぎの飛行機に乗るため空港に向かいました。
翌日は茶芸師の試験があるので、帰りは夜行列車ではなく
ちょっとぜーたくして、飛行機にしたのです。
渋滞もなかったので、17時くらいには空港に到着。順調順調♪

・・・しかし。
ここからが、悪夢の始まりだったのでした。
18時半に搭乗のはずだったのに、全然搭乗開始のアナウンスがない。
聞いてみると、北京が大雨で離着陸できないので遅れる、とのこと。
そもそも、北京から来る飛行機が到着していないらしい。
C国では、delayは日常茶飯事なので、「またか・・・」と思って
おとなしく待ってたんですけど、20時になっても、22時になっても
「天候不良のため遅れます。搭乗時間はあらためてお知らせします」という
アナウンスが繰り返されるばかり。
別の北京便は「この便はキャンセルになりました。ホテルに案内します」とか
アナウンスしてたりします。
明日は試験なの~。やまねこは絶対に今日、北京に帰る~~。

それでも、やまねこたちの便は、キャンセル、とは言わないので
きっと飛ぶはず・・・と信じて待ち続けました。
こんなことなら、夜行列車にしておけばよかった・・・と後悔。
空港のベンチで座ってるより、寝台車で寝てる方がよっぽど楽だし~。
待ち続け待ち続け、飛行機が飛んだのは夜中の2時すぎ。
家に帰り着いたのはもう4時でしたよ。
なんとか、3時間くらいの睡眠を確保して茶芸師の試験に臨んだのですが
筆記試験はまあまあでしたが、実技試験で、ミスしてしまいました(涙)。
受かってますように・・・。



   

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今、せっかく書いたのに、全部消えてしまった。ひどい~~。
こういう目にあうのは数回目です。毎回大ショック。
マメに保存しよう、とそのときは思うのに、またしばらくすると
同じ失敗を繰り返してるよ~~。成長しない自分(涙)。


ではもう一度あらためて・・・


日々のストレスを釣りで発散する方ってけっこう多いですよね。
ウチの弟なんかも、時々行っているようです。
何も考えずにただぼ~っと、釣り糸をたらして待つ、というのが
疲れて凝り固まった心のリフレッシュになるんでしょうね。

やまねこは以前に、沖縄で夜釣りに誘われて出かけていき
すぐに飽きてしまって、でも、船釣りだったので帰ることができず
仕方なく船の端のほうでひとり星空観賞をした思い出がありますね。
待つのがキライなやまねこには、釣りはあんまり向いてないみたい。
(食べるのは好きなので、おいしそうなオサカナが次々に釣れるような
釣りだったら、楽しめるんだけど。)

それ以来、釣りには行ったことがなかったやまねこなのですが、
ちょっと前に、台湾でエビ釣りに行ってきました。
台湾のデートの定番のひとつ、らしいです。
以前に台湾に留学していた頃に、一度行ってみたいと思っていたのに
なんだか行く機会がないまま終わってしまったのでとっても心残りでした。
その数年来の念願のエビ釣りをとうとう体験できたのです♪

エビ釣り場は、士林のあたりに密集しています。
ずら~っと同じようなお店が並んでいるのに、お客さんがいっぱいのお店と
全然入ってないお店が、くっきりと分かれています。
外から見ても何が違うのやらさっぱりわからないのですが、T湾人が
「客がたくさん入ってるところは、エビをたくさん放すからよく釣れるんだ」
言うので、それを信じて大にぎわいのお店に入ってみました。
20080416_1.jpg

中には、釣り堀が二つ。わりと天井が高くて広々してました。
夜10時頃に行ったのですが、どこに座ったらいいんだろう・・・という
くらいお客さんがいっぱいでした。
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いかにも会社帰りっていう服装の人もいますね。
みんななかなか真剣に釣ってましたよ。
やまねこたちも、端のほうに席を見つけてさっそく参加しました。
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まず、釣り堀の深さに合わせ、ちょうどエサが底につくくらいの位置に
浮きを調節します。そして、針にエサをつけて魚釣りと同じように糸を垂らします。
釣り竿を1時間いくらで借りると、エサはついてます。
生の鶏の肝と、桜エビ。
生の肝はちょっと自分でさわりたくない感じ・・・。
20080416_4.jpg

浮きが沈んだら、エビがきたサインです。
でも、すぐに引き上げてはいけません。
エビがハサミでエサをつかんでそれを口へ持って行き、食いつく頃を見計らって
ぐいっと引き上げるのです。
そのタイミングがなかなか難しい。
20080416_5.jpg

やまねこもやってみたんですけど、なかなか釣れません。
ふと向かいを見ると、缶ビール片手に、次々とエビを釣り上げている
すごい女性がいます。
やまねこはその人をじっと観察してワザを盗み(?)、同じように竿を動かして
とうとう釣り上げに成功しました!!
・・・しかし、やっぱりへたくそなので、待ち時間の方が長くて長くて長くて
飽きてしまいましたね。ほんと、忍耐力に欠けるんですよね。

結局、2本の釣り竿で1時間半かけて6匹の戦果でした。
1本あたり1時間に10匹は釣らないと元が取れないらしいので、
これじゃあ、全然ダメダメです。
6人で行ったので、なんとか一人1匹分だけは確保できてましたけどね。
(やまねこは、その中の2匹を釣り上げました!)

釣ったエビはこのように串刺しにして・・・
20080416_6.jpg

その場で塩焼きにします。
20080416_7.jpg

でも、さすがに一人1匹では寂しすぎるので、
エビの塩焼きを追加注文し、臭豆腐も一緒にしっかり食べて(夜中12時なのに!)、
満足しました。おいしかったです~。
20080416_8.jpg

初めてエビ釣りを経験でき、たいへん楽しくはあったのですが
待つのがきらいなやまねこは、もう今回で十分満足って感じ。
ま、誰かが行って釣ったエビを、焼き上がった頃に食べに行くのなら
また参加してもいいかな。自分ではもう釣らなくていいです(笑)。



 

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PROFILE
HN:
やまねこ
性別:
女性
職業:
もっぴゅるのはは
趣味:
旅行・ダイビング・だらだら
自己紹介:
北京で中医学(主に漢方薬)の勉強してましたが、あまりモノにならないまま帰国してしまいました。
昔、何かの姓名占いで『浮き草人生』っていう結果だったんですが、とってもその通りの人生おくってます。
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