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 ~~北京で中医学を勉強していたやまねこの日記(2008年7月帰国)~~
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実家の近くに最近新しく鍼灸治療院がオープンしました。
院長は中国で中医を学び、実践している鍼灸師です。
奈良にこんなすばらしい治療院があったなんて!!
さっそくチェックに行ってみなければなりませんね。

場所は近鉄けんはんな線、学研奈良登美ヶ丘駅南口すぐ横という
たいへん便利な場所。お隣にはドラッグストアもあります♪
20071202_1.jpg

鍼灸院というと、ちょっと重い?イメージですよね。
でも、中に入ってみると、とっても明るい雰囲気。
スタッフのやさしい笑顔に不安もなくなり安心して相談できそうです。
20071202_2.jpg

診察室も清潔。静かな音楽が流れていてリラックスできますよ。
シーツもディスポなので安心です。
20071202_3.jpg

鍼灸治療は・・・まずはホットパックで患部をあたため、そのあと針を刺し
低周波電流を流して刺激しながら20~30分間おきます。
その間も電熱器であたためます。針を抜いたあとは、軽くマッサージ。
最後にすい玉もしてもらいました。気持ちいい~~。

20071202_4.jpg

やまねこは頸椎症でいつも首や肩~背中が痛いので、その治療を受けました。
鍼灸、というと、やはりこのような整形外科的な疾患の治療・・・というイメージ
があるのではないでしょうか?
中医学は局所的な痛みを取ることもできますが、内科的疾患も治療できるのですよ。
こちらの治療院でも、内科的慢性疾患やウツなどの精神的な不調で
治療にこられている方も少なくないそうです。
西洋医学的に治療してるけどどうも・・・というときに、一度ぜひ試してほしいですね。

また、病院でくわしい検査をして、どこも「病気」ではないと言われたけれど
やっぱり体が不調でツライ・・・という場合にも中医学では治療できることがあります。
西洋医学では、病気をみて、その治療をしますが中医学では「全体をみる」のです。
体のバランスを整えるお手伝いをすることが中医学の治療なのです。

そんな治療はなかなか効果がでそうではない・・・と思われる方も多いでしょう。
でも、効果は人それぞれ。
本当にその人の状態にあった治療ができれば、2~3日で治ってしまうことだってあるのです。

人は、どうして病気になるのでしょうか?
そして・・・どうしたら病気にならないのでしょう?

遺伝的なものは別にすると、
 1:環境や生活習慣
 2:栄養・食事
 3:自律神経と精神状態

この3つがよい状態であれば、病気にはならないとやまねこは思います。
そして、どこかのバランスがよくないとき、病気になってしまうのです。
中医学は主に「自律神経」を整えるのだとやまねこは思っています。
それによって人間が持つ「治癒力(免疫力)」を高めて病気を治すのですね。
(もっと、奥が深いのかもしれないけど、中医学を西洋医学に言うと
こういう感じなのかな、と。やまねこに理解できるのは、今のところ
ここまで。何年かしたら、また違う見方ができるようになってるかも・・・)

そして、病気にならないために自分でできることは
生活習慣に気をつける(運動不足とか睡眠が不規則など)こと、
精神状態を安定させること、食事に気を配ること。
やまねこもピラティスでちょっと運動だけはしているのですが
ささいなことでムカついたりして精神状態は安定しているとは言えないし、
また、食事はとってもいいかげんなので(栄養にちょっとは気を配り
サプリとか飲んでるんですけどね~~)胃炎がいつまでも
治らないのも仕方ないです・・・・・・。



こちらの治療院では、漢方薬の個人輸入のお手伝いもできるそうです。
中国の中医師の先生に相談して、自分の病状にあった漢方薬を
紹介してもらえますよ。
診療科目は鍼灸とマッサージ。詳しい診療時間や治療費については
コチラをどうぞ。
  ↓
登美ヶ丘治療院

奈良まで治療を受けにはいけないけど
本場中国の漢方薬には興味がある・・・という方は
コチラからも個人輸入代行ができます。
  ↓
漢方チャイナ

そして、な~んと登美ヶ丘治療院ではスタッフも随時募集中だそうです。
日本で中医を実践したい!!という情熱のある鍼灸師・マッサージ師の方
こちらで働いてみませんか~?
やまねこも、ココが沖縄だったら応募するか、となりで開業したい
ところだけど、残念ながら奈良なので断念です・・・。
(理由1:寒すぎる 理由2:実家に近すぎる)



    

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20061222_1.jpg
<凍った川>
川が凍るのはいいけど、道にこぼれた水、特に日の当たらない
北側のやつが凍るのは困ります。いつまでも、そこにあるから
常に滑らないように気をつけてないといけません。

20061222_2.jpg
<スーパーの入り口> 
分厚い布で寒い空気が入らないように工夫されてます。
出入りする人は後ろの人のために開けていてくれたりはしないので、
ちょっと離れて入らないと厚い布が顔面直撃します。

20061222_3.jpg
<郵便局>
街で見かけて、かわいかったので撮ってみた♪


今日は冬至ですねー。
一年でいちばん昼が短く夜が長い日。

冬至は中医学的には「補」する日らしいです。
秋~冬・・・と寒くなってくると、人間の「陽気」が傷つけられ
臓器の働きや新陳代謝、免疫力が低下します。
なので、冬がいちばん極まる日、「冬至」に人間もいちばん
弱っていると考え、この頃に「補気」するんですね。
毎年、冬至前後の10日間に足三里・関元などに灸をすると
健康維持によいらしいですよ。

台湾では、冬至には「補」するスープを飲むのが習慣ですよね。
元宵節には湯圓、みたいなイベント的な習慣なのかと思っていましたが、
ちゃんとこの日に飲む意味があったんですねー。
そういうわけで、わたしも今日は灸でもやって
「補」してみようかな~~。


よく見るTVのCMで、彼女にプレゼントをあげた彼が、
「あなたは、 わたしの欲しいものが全然わかってないのよ~!」
ひどいこと(?)を言われる・・・というのがありましす。
そして、その直後にアイドルの女のコが踊りながら登場して
「わたしはわかってるわよー、アナタに必用なのは『補血』!
と言って、補血によろしい健康ドリンクかなんかをあげるんです。
若者にも伝統医学的考えがちゃんと受け継がれているようです。
中国って新しいものと古いものが混ざっていておもしろい。 



   

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20061202_1.jpg
寒さと乾燥でいためつけられがちな肌を元気付けるために、
最近、亀ゼリーを食べています。
美容によい、と知人にすすめられたのです。
蜂蜜入りのものを見つけたのでそれを買ってます。

その知人に「蜜蜂入りのがあったよ~!」と言い間違えて
笑われました。だって、似てるんだもーん。
だけど、蜂の幼虫って身体によかったのでは?
蜜蜂亀ゼリー、作ったら売れるかも!?

亀ゼリーは熱をさます働きがあり、それが吹き出物とかを
防ぐのでお肌にいい
、ということらしい。
亀エキス以外には茯苓(利水・健脾)、金銀花(清熱解毒)、
蒲公英(清熱解毒・利湿)入り。
茯苓以外は冷え性の人にはあまりよくないのかも!?

20061202_2.jpg
(寒くなってきた最近の北京の風景)

20061202_3.jpg
(フードをかぶって防寒してる人が多いです)



    

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20061121.jpg

今日は「刺法灸法学」の授業で初めて針を刺しました。
人にではなく、まずは自分に刺してみる練習です。
家で自分で練習してくるように、と宿題が出ていたのですが
15人中3人しかやってきていませんでした。
わたしだけでなくてよかった~~。

まずは痛くなさそうな「曲池*1」に刺してみました。
確かに痛くないけど「得気*2」は全然わかりません。
習った方法で刺激してみたけど没有感覚です。
先生に反対の手の「曲池」に刺してもらったら
すごくびりびりきました。何が違うんだろう??

その後、先生に「足三里*3」に刺しなさいと言われて
刺してみました。見られてるのでちょっと緊張しました。
ほかの同学は激しく「きたきた~!!」と言っているのに
わたしは・・・やっぱりあんまりきません。
刺し方や場所はそれでいい、と先生は言ってくれたのですが。
そのうち楽々とできるようになるのかなぁ・・・。



*1 手陽明大腸経の穴位。熱病・蕁麻疹などの皮膚病・
 肩や肘の関節痛なんかに効くそうです。

*2 針をさしたとき、重いあるいはびりびりした感覚が
 くること。

*3 足陽明胃経の穴位。脾胃の病気・小腸大腸の病気や
 出血・月経病・高血圧・下肢の病気に効く。免疫力を
 高める働きもあるそうです。



    

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PROFILE
HN:
やまねこ
性別:
女性
職業:
もっぴゅるのはは
趣味:
旅行・ダイビング・だらだら
自己紹介:
北京で中医学(主に漢方薬)の勉強してましたが、あまりモノにならないまま帰国してしまいました。
昔、何かの姓名占いで『浮き草人生』っていう結果だったんですが、とってもその通りの人生おくってます。
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Mitraがとくにお気に入り♪
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