~~北京で中医学を勉強していたやまねこの日記(2008年7月帰国)~~
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今日は映画を見てきました。張芸謀監督の大作の初日です。
王:チョウ・ユンファ、王妃:コン・リー、太子(前妻の子):リウ・イエ、
第二王子:周杰倫、第三王子:誰だっけ?、が主な登場人物で、
物語はこの王族の家庭内不和・家族や夫婦の葛藤を描いているのですが・・・
一般家庭ではないので、みなさん、許せない→殺す!な
短絡的思考をしていてタイヘンです。
Jayがその大作映画でどんな演技をするのか見たくて行ったんですけど、
意外にもかなりよかったんです!「頭文字D」のときは素のままで、
演技なのか地なのかわからない感じでしたが今回は泣かせる演技でした。
観客も最初は、カレの時代劇なせセリフ回しに笑っていたのですが、
いつの間にか静かになりました。
<ストーリー>(知りたくない方は読まないで下さいね)
王はもともと某国の将軍(かなんか)だったが、前王を殺して王位を簒奪。
強国の王女と再婚するため、前妻一族を皆殺しにした。
政略結婚の現王妃とはさめきった仲。
王妃は寂しさから太子と関係を持っていたが、へなちょこ太子は
だんだん怖くなり別れようとする。若い恋人もできてしまった。
(しかもその恋人は、ぢつは異父妹だった!王の前妻は生きていたのだ)
王は王妃と太子の仲を知り、王妃を毒殺しようと日々毒薬を飲ませている。
王妃はそれに気づき、逆に王を殺そうと兵を集めていた。
マザコン次男のJayは、王から母を守るため進んで反乱の指揮を取ることを約束。
謀反の計画を知った太子は「太子の自分が疑われるから」と
継母を止めるが断られ、自殺しようとする。が一命は取りとめた。
重陽節のお祝いの日、それまで影の薄かった三男が、無視され続けて
きたことに突然キレて、太子を殺害。王妃は愛する太子の死に大ショック。
王は泣きながら三男をベルトで打ち続けて殺してしまう。
このとき、Jayを先頭に反乱軍が城に攻め込むが、
太子から情報を得て準備していた王の兵に阻まれてみな戦死、
Jayだけは生きたまま捉えられる。
・・・どうですか?何人死んだら気が済むねん!?
って感じにどんどん死んで行くでしょ~~。
さて、ここまでは全て前置きです。
王・王妃・Jayの3人は重陽節の宴の席につきます。
太子と三男の席には今や座る人はいません。
いつものように王妃の薬の時間がきて毒入り薬が運ばれてきます。
王は「これから毎日、母にちゃんと薬を飲ませるなら、お前を罰しない」と
Jayに言います。彼は立ち上がって母のもとに歩み寄り薬を飲ませる
・・・ことはせず「ふがいない息子でごめんなさい」と
言って剣を抜いて自害。
もうここで、めちゃ泣けますよ、一途に母を思う息子の愛に!!
こんな息子がほしい~~、と思ってしまった(苦笑)。
この映画は、このシーンのためにある!思えばいちばんいい役だよ、Jayは。
そして最後に「菊花台」の曲が流れてきて悲しくせつない余韻を残して
映画は終わるのです。観客の中から拍手がおこりました。
全体にすごく映像が美しくて、大画面で見る価値のある映画だと思いました。
ぜひ見てみてください!
黄金甲 張芸謀 周杰倫 菊花台 頭文字D
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やまねこ
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自己紹介:
北京で中医学(主に漢方薬)の勉強してましたが、あまりモノにならないまま帰国してしまいました。
昔、何かの姓名占いで『浮き草人生』っていう結果だったんですが、とってもその通りの人生おくってます。
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