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景洪市です。2月の平均最高気温26℃、平均最低気温7℃。
朝夕の温度差がけっこうありますが、昼間はとても暖かく
これこそが来る前に想像していた雲南の気候だ!って感じです。
道路にはこんな門があったりして、タイやミャンマーみたいな雰囲気。
トイレの案内看板もこんなにカワイイ。
漢字とタイ族文字(?)の並記になってます。
このまるまるした文字はミャンマーの文字に似ているなぁ。
売っているマンゴーや、道ばたのでっかいがじゅまるの木なんかが
いかにも南国って感じでうれしくなります♪♪
バスに1時間ほど揺られて、勐罕という街にやってきました。
このあたりは橄欖壩風景区と呼ばれ、メコン川上流にタイ族の村が点在。
ガイドブックには「橄欖壩に行かなければシーサンパンナに
行ったことにならない」と言われるほど、と紹介されています。
お腹がすいたので、まずは、街の中心(?)、農貿市場へ。
ドーナツのような揚げ物(生地がむちむちしておいしい!!)や
竹筒蒸しご飯(味がしなかった・・・)なんかを食べてみました。
そして、1軒だけ妙に人だかりがして賑わっている麺屋さんを発見。
焼きそばと、フォーみたいな麺を食べてみました。
さすが、人気炸裂しているだけあって、めちゃおいしかった~~♪
お腹を満たしたあとは、橄欖壩の南側にあるシーサンパンナ傣族園へ。
ここは、5つのタイ族の村全体を囲ってテーマパークにしたところ。
このような伝統的高床式住居で、タイ族のみなさんが普通に生活しておられます。
タイ族のみなさんは仏教徒なので、各集落にタイ式仏教寺院があります。
いかにも東南アジアな金ぴかの仏像や、仏塔・・・。
まったく、ココがC国だとは思えない雰囲気ですね。
園内にはタイ族のショーや、水かけ祭りショーを毎日やっている会場も
作られてました。(時間が合わなかったので見ずに帰ってきましたが)
いや~、しかし、歩き回るのはたいへんに暑かったです。
日中の気温は30℃近くまで上がってたんじゃないかな。
夕食はそんな暑い日にぴったりのタイ料理を食べにレストラン財春青へ。
トム・カー・ガイ(鶏のココナツスープ・右上)がたいへん気に入りました。
お店の雰囲気もよく、お料理も美味しかったのですが
食器がプラスチック製だったのだけがちょっと残念でした。
2日目は遠出しないで景洪の街から車で20分ほどのところにある
シーサンパンナ原始森林公園に行ってのんびりしようと思ってTAXIに乗ったら・・・
そこはおもしろくない!と運転手さんが力説、ちょっと遠くにある公園を
すすめられ、断り切れずそちらに行くことになってしまいました。
ここも森林公園ではあるのですが、公園全体に木克人という、今もかなり原始的な
生活をしている部族(人数が少なく、政府に少数民族と認定されていない)の
人たちが配備されていて、その文化を体験させてくれる・・・というテーマパークでした。
突然あちこちで木克人が出現して大声でおどかしたりするので、
静かに森林を散歩する予定だったやまねこたちはかなりびっくり。
木克人たちは普段、腰巻き(女性は、ブラも)だけ・・・みたいな生活なのだそう。
公園内では、お客さんを驚かせないために、黒い布をすっぽりかぶってます。
文字は持たず、独自の原始的な(?)言葉を使っています。
たとえば、挨拶は口に手をパタパタあてて「アワワワワ」と言う、とか。
ちゃんとC国国民として登録されてるんだろうか・・・?と非常に疑問。
(少数民族のガイドさんも彼らのことをかなり見下した口調で話して
いたんです。なんか、ちょっとヒドイ、と思った・・・・・・。
でも、そのガイドさんが、やまねこたちに、「20才を過ぎても(←いったい
我らをいくつだと思ったんだろう??(苦笑))学校で勉強できるなんて、
すごく幸せだね。ぼくは中学しか出てないよ。」と言ったときには
すごく申し訳ない、せつない気分になってしまった・・・・・・。)
木克人はたいへんに人なつっこく、写真好き。(写真は「カチャ」と言うらしい)
そして、ショーは割れたガラスの上を歩いたり、燃える棒を皮膚に近づけたり、
熱した鉄の塊をなめたり、口から火を噴いたり・・・という過激なモノでした。
これらは、男性が強さをアピールし、女性の気を引くための芸らしい。
そして、彼らは今も、とってもシンプルにのんびりと生きているようでした。
最後、公園の出口近くにはなぜか首長族の女性が一人。
(わざわざミャンマーから連れてきたんだそう。なんの関係もないやん!?
珍しかったら、なんでもええんかい!??)
この日、2カ所目に行ったところはジノー(基諾)族のテーマパーク。
入り口を入るとすぐにあるのが、ジノー族の母なる大地の女神(右下)。
こんもり盛り上がったのが胸で、写真では見えませんが両側に手もありました。
そしてジノー族の太陽の太鼓(左上)は有名です。
ショーが始まるのを楽しみに待っていたのに、やっと始まったと思ったら5分で終了。
その前の回は少なくとも20分以上、太鼓の音が響いていたのに!!
どうも、観客がやまねこたち2人だけだったので大幅に短縮されたらしい。
同じ入場料払ってんのにひどすぎる~~~。
景洪の街に戻った後、夜は曼聽公園でタイ族のショーを見ることにしました。
ガイドブックには、タイ族宮廷料理の食事つき、と書いてあります。
お腹をすかせて公園に入場すると・・・民族衣装をきた女性達が歌を
歌ってくれたり、竹飛びの遊びを一緒にしたりして歓迎してくれます。
そして宮廷料理は・・・というと、なんだか単なるバーベキューのようでしたね。
ほんとにこれが宮廷料理なのか!???
食事の後は、劇場に移動してショーを鑑賞。
ショーの合間には、観客を舞台にあげて交流するへぼへぼゲーム。
(まるで中華アイドルのイベントみたいや~)
舞台に出て行ったC国人男性たち、女性を口説いてデートのOKを
とりつける・・・というゲームでしたが、かなりノリノリ(死語)でしたね。
ショーの後は、また外へ移動してキャンプファイヤー(左下)です。
観客も一緒に大きな輪になって踊ります。
最後に、赤い紙の船(?)にろうそくを灯したものを一人ずつ受け取り
川へ行って灯籠流し(右下)。なかなか幻想的で美しかったです。
雲南の旅、最終日。
帰りは午後の飛行機だったので、午前中にシーサンパンナ熱帯花卉園へ。
朝早いせいか、人が少なくて散歩するのにとてもよい感じです。
入り口を入ってすぐの池には蓮の花が咲いていました。キレイです。
うーん、今はこんな暖かくて快適なところにいるのに、午後には寒い
北京に帰らないといけないんだなぁ、と思うとちょっと悲しくなりました・・・。
(左下:木と同化するtomoちゃん、右上:ジャックフルーツ泥棒やまねこ)
11日間にわたる冬休みの雲南の旅はこれで終わりです。
ちなみに、帰った日(2/25)の北京の気温は-2℃でした。
よかった、6枚(!)も重ね着して帰って・・・。
雲南 シーサンパンナ タイ族 ジノー族 木克人
大理からバスで3時間半かけて、麗江にやってきました。
標高2400m。麗江もやっぱり寒い・・・・・・。
ここは街全体がユネスコの世界文化遺産に登録(1997年)されています。
これは、麗江古城の入り口の広場にある古城水車。街のシンボルです。
古城の雰囲気をゆっくり味わおうと、古城内のホテルに泊まりました。
ホテルの中は昔ながら、っていう作りでなかなかよろしい。
部屋の中にはちゃんと暖房もあり、電気毛布まで用意されていて
寒い思いをしなくてすみました。さすが、1泊一部屋300元の
今回の旅での最高級ホテルだけある♪
フロントのおねーさんも、ナシ族(納西族)の衣装を着ていました。
背中についてる丸いモノ(星らしい)は、ナシ族の女性の勇敢さ・やさしさ・勤勉さ
その他もろもろ(忘れた!!)のシンボルなんだそうです。
ちなみに、やまねこのスカート(防寒のため、大理で購入)は、
ミャオ族(苗族)の民族衣装のミニスカートです。
麗江古城の路地。
観光地化されていておみやげ物やさんがびっしり並んでるけど
細い路地はよい感じです。旧正月のお休みが終わったばかりの時期
だったので観光客が少なくて、のんびりしていました。
麗江古城でいちばん高い場所、万古楼(右)です。
最上階まで登って玉龍雪山(左上)や古城の屋根(左下)を見下ろしてみました。
麗江古城から北へ歩いて10分くらいで行ける黒龍潭公園。
ちょっと風があったので、ちょっとさざ波がたってしまっていますが
玉龍雪山(最高峰5596m)が水面に映ってきれいでした。
公園内で見かけた、ナシ族のみなさんの踊り。
音楽が生演奏だったらもっとよかったのに・・・。
虎跳峡への1日ツアーに参加しました。
金沙江ぞいの全長20km、高低差3000mの大峡谷(ガイドブックによる)です。
観光したのは、その一部、上虎跳峡といわれるところ。
岸壁を削った細い道を延々と2.5km歩いていくと・・・
上の写真のように、とっても静かで美しい川が
下のように突然狭くなり、ごーごーと飛沫をあげて流れるところに着きます。
なかなかの迫力でした。
帰りのバスの中から、玉龍雪山(上)をかなり近くで見ることができました。
麗江にきた人の多くは、この雪山観光に行くのですが、
寒がりのやまねこたちは遠くから見るだけで満足することに。
ツアーの最後に、拉市海という湖(下)に立ち寄りました。
渡り鳥がたくさんいるバードウォッチングスポットです。
じつは、初日にやまねこたちはここに遊びに来て、ボートに乗ったのですが
天気も悪く風も強く鳥もほとんど見れず、ただただ寒かったのでした・・・。
でも、この日はお天気がよく、全然違う印象。
麗江古城はあまりにも観光地化されすぎていて風情がないけど、
近くにある束河古鎮はすごくいいよ、と教えてもらったので行ってみました。
たしかに麗江古城より人が少なくてよかったです。
でも、「すごくいい」と思えるほどには、ひなびてはいなかった。残念。
しかし!
麗江古城の近くには、もうひとつ古い村がありました。白沙という村です。
メインストリートにはレストランやおみやげ物やさんが並んでますが
それも、そんなに多くなくって、ちょっとウラに入ると完全に素のままの
村人たちの生活を見ることができます。
古鎮好きのやまねこ的には大満足♪♪
ほらほら、よい感じではないですか~?この素朴な風景。
いや~~~、来てよかった~~~~♪
と、調子に乗ってウロついていたら、道に迷ってしまいました。
地図なんかないし、路地は迷路のようなんです。
でも、すごく楽しかった。
麗江に旅行するならぜひ行ってほしい超おすすめスポットです!
この村には白沙壁画とよばれる古い壁画があります。
その昔、豪族の木氏がナシ族・ペー族・チベット族・漢族の絵師に
描かせたものだそうです。
もともとこの白沙の方が政治・文化の中心地として栄えていたようですが
木氏はその後、麗江古城に本拠地を移し、そちらが中心地となりました。
では、ここからは美味しいモノの紹介。
まずは白沙の村のカフェ「在这里(Just Here)」のランチ。
右上:クリームチーズをクレープみたいなもので巻いた料理。
皮がちょっともっちりしていました。
右下:ナシ族チャーハン。フライした細いポテトが入ってます。
レンコン炒め、豚肉のフリッターりんごソースもとってもおいしかったです。
これは麗江でのある日の夕食。
昆明でご一緒した日本人の方お二人と、4人で一緒に食事しました。
中国最高ブランドのワイン、雲南紅(やまねこは全然知らなかったけど
下調べ周到なtomoちゃんに教えてもらいました)で乾杯♪
左からピリ辛な鶏肉炒め、餅米と豚の血の腸詰め、キノコ炒め。
雲南料理はわりとピリ辛なものが多いです。
この真ん中の腸詰め、血のにおいなんか全くなく美味でした。
台湾の豬血糕にそっくりな感じですね。
ホテルに置いてあった古城のガイドブックに載っていたレストランでの食事。
右下の魚のホイル焼きが名物、と書いてあったので注文。
な~んと、魚が6匹も入っている巨大ホイル焼きだった。
でも、がんばって二人で食べ尽くしました。
味は美味しいのですが、川魚なので小骨だらけ。食べるのに苦労しました。
右上の何かわからないヌルヌルした山菜炒め、見かけより美味でした。
街で見かけた小吃(スナック)たち。
左上:左側のグレーの食べ物は鶏豆涼粉の焼いたモノ。
冷たいまま食べるより、焼いたものが気に入りました。
もちもち感が最高です。
右側の鍋で揚げられてるのは、ポテトの細いひもの塊。
インスタントラーメンみたいになってて、かじって食べます。
右上:栗あんの入った饅頭。フツーに美味。
左下:粑粑(ババ)というパンケーキのようなもの(?)
何ヶ所かで味見して・・・そんなにもおいしいものではない、とわかった。
とりあえず、お腹はかなりふくれますね。
右下:ナシ(果物ではなく、ナシ族のナシ)ゼリー
白いものと、飴色のものが入っていて甘いシロップがかかってます。
あっさりして、とってもおいしかったです!!
最後に、ちょっとだけトンパ文字の紹介です。
トンパ文字というのは、1000年ほど前から使われているナシ族独自の象形文字です。
麗江の街中の看板はほとんどが漢字とトンパ文字が並記されていました。
あまりにカワイイので、トンパ文字の本(なんと、中国語・英語・日本語で書いてある。
でも、日本語は翻訳機にかけただけ、って感じのめちゃくちゃ怪しい文(笑))と、
トンパ文字のトランプを購入。そして、トンパ文字のハンコも作りました。
tomoちゃんはトンパ文字Tシャツも買ってました!!
ここまでは、寒い旅でしたが、この後はシーサンパンナに向かいます。
雲南省の南の端の方、ミャンマーと国境を接する街、景洪市。
熱帯雨林気候ですよ!!やっと、ぬくぬくできる~~♪
雲南 麗江 虎跳峡 白沙 ナシ族 トンパ文字
大理石の大理です。
大理は、大理ぺー族(白族)自治州の中心地。
標高は2000mあり、やっぱりここも寒い!
洱海(erhai)という湖のまわりに街や観光スポットがあります。
タクシー1日チャーターが150元と、リーズナブルだったので
1日目はこれであちこちまわってみることにしました。
まず訪れたのは、蒼山。
でも、もちろん登山なんて軟弱なやまねこたちには無理。
ロープウェイに乗って登りました♪
山門から乗り場に行くまでの道ばたで、たくさん果物を売っていたので
ついついイチゴを購入し、C国人のように乗り物の中で食べました。
砂糖水で洗ったとしか思えない甘さがちょっと気になりました。
ロープウェイからは美しい洱海が見える予定だったんですが
あいにくお天気が悪くてまーったく見えませんでした。
そして、山の上はますます寒かった!!(涙)
清碧渓というところだけちょこっと見て、それ以上
どこへも行かずにさっさと下山。
次は大理古城の近くにある、崇聖寺三塔。
でも、この仏塔を間近で見るためだけに何十元もする入場料を払うのが
たいへんもったいない気がしたので、外から見るだけにしときました(笑)。
タクシーのおじさんも、外からで十分だ、と言ってたし。
そして、昔の大理の中心である、城壁に囲まれた大理古城へ。
町並みの向こうにはうっすら雪をかぶった蒼山が見えます。
ランチを食べた後、ウロウロしていたら、偶然にも昆明で一緒に
ツアー参加&食事をしたnatsさんとばったり出会ってびっくり。
約束していたわけではなかったのに、世間って狭いのね。
古城で見かけた気になるモノ&風景。
左上:止血作用のある漢方薬雲南白薬の薬局。
tomoちゃんは雲南白薬入り練り歯みがきを買ってました。
右上:大理の名物料理砂鍋魚の看板。
オサカナがあまりにもかわいかったので♪
(気になるその料理の実物は、また後ほど・・・)
左下:トラクターのようなエンジンの車。
けっこうたくさん見かけました。大理ではメジャーなのかも。
右下:ちょうど茶花祭り(?)をやっていて、そのイベントだったようです。
城門付近で民族衣装に身を包んだぺー族のみなさんが踊っていました。
次は、喜洲という村へ。
ぺー族の古い町並みが残る村で、民家を見学することができます。
大理古城は観光地化されすぎていて、町並みはみやげ物屋さんとか
カフェとかばかりだったのですが、こちらはもうちょっと静かな雰囲気でした。
見学させてもらった民家は北京の四合院と似た作りで中庭を中心に部屋が
あります。四合院と違うのは、一方が白い壁で三方がお部屋。
この白い壁は目隠し&明かり取りのためのものだそうです(右下)。
民家の中では民族衣装のぺー族の女のコたちが踊りや歌を披露。
そして、ショーのあとには、ぺー族のお茶三道茶を振る舞ってくれました。
1杯目は苦いお茶、2杯目は甘いお茶、3杯目は残り香のよいお茶、と
3杯のお茶を順に飲む、というものです。
甘いお茶は杏仁が入っててとても美味しかったです。
そして、喜洲でもまた、とっても気になるモノを発見。それは瓦猫。
屋根の真ん中にちょこんと座っている瓦猫、どう見ても沖縄のシーサーに
そっくりなんです。獅子っぽいのではなく、ひょーきんなタイプのに。
こんなの、沖縄のお土産屋さんで、たくさん売ってますよ!!
もしかして、シーサーの元祖はぺー族の瓦猫なんでしょうか!??
さらに北東に進んで、周城というぺー族の村にやってきました。
周城は藍の絞り染めで有名です。
村をウロウロしていたら、藍染め工房のおばさんにつかまり
工房まで連れて行かれました。
残念ながら、このときは工房がお休みの期間だったようで、
藍染めの行程を見ることはできませんでしたが
自分へのお土産のスカートを購入しました。
周城は喜洲よりも、さらに素朴な雰囲気で、生活感にあふれていておもしろい。
道行く人々、特に女性はフツーにぺー族の帽子をかぶってます。
ここは、村の中心の古い劇台のある広場。
マーケットが開かれていてかなりのにぎわい。
周城の村の風景です。
細い路地、すごくそそられます。入って行きたくなってしまいますよ~(左上)。
集まって、ただ、ま~ったりしているおじさんたちの集団(右上)。
店先にいっぱい商品を並べた駄菓子屋さん(かな?)(左下)。
表通りに出ると三輪タクシーがたくさん客待ち中(右下)。
いかにも観光地って感じの大理古城よりも、こんなところが楽しい♪♪
わざわざ来てみてよかった~~♪
大理2日目は、右下のような船に乗っての洱海クルーズツアー。
船の中では、やはりぺー族の踊りや歌を鑑賞することができました。
そして、ショーのあとには同じく三道茶も出てきました(左下)。
ここは、カップが紙製だったのが残念です。
やはり、2杯目の甘いお茶が美味しかったので、購入したかったのですが
3つセットのものしか売られていなかったので断念。
クルーズでは、2カ所で島に上陸しました。
上陸地では、観光するよりも、食べ物に吸い寄せられてしまいました(笑)。
小さな島では海鮮の小吃がたくさん売られていて、お腹がすいていた
やまねこたちはお昼ご飯のかわりに、いくつか購入して食べました。
その中の、エビ揚げ。
調子のいいおばさんにすすめられるまま、1杯買ってみたら・・・
なんと上の方だけ大きめのエビ(それも、そもそも小エビなのに!)で
その下は、乾燥サクラエビってかんじの貧相なエビしか
入っていなかったのだ!!!だまされた~~!!!!
ほとんどの観光客は二度と来ませんからねぇ。
それにしても・・・・・・ムカッ!!
さて、大理で食べた美味しいモノたちを、もっと紹介してみましょう。
これは、1日目に大理古城で食べたランチ。
左上:ヤギチーズの揚げたもの(砂糖または塩をつけて食べる)
右上:鶏肉と餌塊(餅みたいなもの)を炒めた料理
この餅がとってもQQして美味しい♪
左下:キノコ炒め。雲南地方は野生キノコが豊富なのです。
右下:ぺー族チャーハン・・・っていうような名前だった(気がする)。
大理古城での夕食。
野菜はキノコ、山菜などとともに、店先にたくさん並んでいて、
そこから選んで料理してもらいます(左上)。
名物料理の砂鍋魚(右下)と、木瓜鶏(鶏とパパイヤ炒め)(左下)。
砂鍋魚、川魚の臭みもなくとっても美味しかった!!
パパイヤは、お酒に漬けた酸味のあるものを料理に使っていました(右上)。
大理古城で食べた烤乳扇(薄いチーズを焼いたモノ)。
ぺらぺらの薄いチーズに梅ジャム(?)を塗り、炭火であぶりながら
割り箸にくるくる巻き付けていきます。
お店によっては、ジャムは入ってないところもありますが、
やまねこたちは、このジャム入りのやつが
予想以上においしくてハマってしまい、翌日もリピートしました。
ああ~~、また食べたい~~~。
そして、もう一つ、ハマったのが、烤餌塊(薄く丸い餅みたいな
ものを焼いて中に具やソースを挟んで食べる)。
このQQさ(コシのある食感)がとっても気に入りました。
これも、また食べたいよ~~~。
旅で出会った美味しいモノたち、せっかく見つけても、
二度と食べられないかもしれないのが、かなり残念ですね・・・。
大理 喜洲 周城 ぺー族 三道茶 瓦猫
tomoちゃんと会うのは、前回シルクロードの旅以来、約半年ぶり。
今回も現地集合で雲南省の省都・昆明の空港で待ち合わせました。
昆明に着いてまず感じたことは、寒い!ということ。
位置的に、台湾や香港と同じくらい暖かいはず・・・と期待していたら
実は標高が1900mほどの高原にあり、暖かくなかったのだ。
しかも、その日は昆明でも30年ぶりの寒さ、という日だったのでした。
ああ、ダウン着てくればよかったよ~~(涙)。
仕方なく、もって来た服を何枚も着込み、マフラーや手袋を購入、
ポケットと靴の中には使い捨てカイロを仕込んで防寒するハメに。
さて、まず最初に行ったのは、昆明市郊外にある西山森林公園。
そこにある道教の石窟、龍門石窟はガイドブックによると
昆明に来てここを訪れない人はない、と言われるほど、とのこと。
これは絶対に行って見なければなりません。
がけに沿った階段をのぼってのぼってのぼって・・・
やっと龍門の文字が見えてきました!!
・・・というのは、ウソでぢつは、先にリフトで上まで上がって
下りながら石窟に行ったのでした。上の写真はヤラセです(笑)。
石窟は、数ヶ所ありましたが、敦煌などの石窟のように、たくさんの
石室が並んでいるのを想像していたやまねこたちにはちょっと
期待はずれでした。せっかく来たのでいかにも、な記念撮影。
でも、ここからの滇池の眺めはなかなかキレイでした♪
翌日は朝から石林への1日ツアーに参加しました。
最初に連れて行かれたのは、どこかの禅寺。
中に入ると、和尚さんがみんなの首に赤い布をかけてくれます。
胸にはツアー客のしるしの丸いシール。
門を出るときに、そのシールをこの金ぴか仏像の背中のなるべく高い場所に
貼り付けるとご利益がある・・・というので、背伸びして貼ってみた。
お昼ごはんを食べて、午後やっと石林へ到着。
ここは2007年にユネスコの世界遺産に認定されたばかり。
ガイドブックには後期古生代にできたカルスト地形である、との説明。
確かに壮大な風景で、最初はほほーっと思ったけれど、
どこを見ても同じような岩ばかりであんまりおもしろくない。
どうもやまねこは、大自然の造詣よりも人が造ったものの方が
おもしろい、と感じてしまうのですよね。
何かに似てる石には、××石、なんて名前がついてます。
さてさて、では右下の石は何石という名前でしょうか?(こたえ:猫石です)
片隅では少数民族の踊りなんかを見せてくれたりして
なんとかあきさせない工夫(?)をしているようですが・・・あきた!!
ツアーの滞在時間がそこそこ短かったのでよかったです。
以前にここに来たことのあるT湾人は、丸1日かけて観光したらしいのですが
「そんなにおもしろかったの?」と聞くと「高い入場料を払ったから」と
いうのが理由でした。やまねこ的にはまったく意味不明の行動だ。
ちなみに、そのとき同行していた西洋人は最初から最後まで
「おーっ、わんだほ~~!」と言い続けて心から楽しんでいたらしいです。
人の好みって、ほんと、それぞれですね。
3日目。またまた1日ツアーに参加して九郷というところへ。
同じ会社のツアーだったのですが、なんと昨日と同じ禅寺へまた
連れて行かれた!!どうも、みやげ物屋と同じように契約している様子。
観光客におみくじを引かせて、厄払いの祈祷をするように勧めるのです。
当然、それは有料なわけです。
きっとそこからツアー会社にバックがあるんでしょう。
こんなことに数時間ムダに過ごすなんてなんだかなー。
でも、個人で行くと不便だし、しかたありませんね。
やまねこたちは、もうお寺に入りたくもなかったのですが
お寺の中の食堂で昼食ということだったので仕方なく入場し
ずっと食堂でお茶のんで待ってました。
雨ですごく寒かった~~~(涙)。
午後、メインの九郷に到着。
まずは蔭翠峡というところでボートに乗って、渓谷の景色を楽しみます。
なんとか雨もあがって、よかったよかった♪
しかし、一度に大人数の観光客が何台もボートを連ねて行くので
かなり風情にかけましたね。
ま、自分もその中の一員なんですけどね・・・。
渓谷を見た後は、鍾乳洞へ。カルスト地形ですからね。
しかし、鍾乳洞の方は、どこで見ても同じような雰囲気、
特別珍しいものでもありませんでした。
やまねこは、上の写真の渓谷が見たくてここに着たので
もうお目当ては終わってしまい、鍾乳洞観光はオマケのようなもの。
このライトアップの色も、ちょっとびみょ~だ(笑)。
昆明の名物料理、過橋米線という麺を食べたくて、お店を探しに行くと
市場っぽい通りに入り込みました。
表通りは道も大きくあまりどこの街も雰囲気が違わないけど
こういう裏道に入ると、それぞれの街に個性があっておもしろいです。
道行く人にお店の場所を聞くと、「そこはおいしくない!」などと言われ
違う店(しかも、遠い)に案内されそうになったのですが、
なんとか目的のお店、福華園ににたどり着くことができました。
過橋米線は、お米で作った麺、具、スープが別々に出てきます。
そして、生の肉類→野菜→麺、の順にスープに入れて食べます。
でも、そのスープがちょっとぬるかった・・・。
やっぱり、地元の人が言うようにここの店はよくなかったのかも?
鉄道をテーマにしたレストラン、1910火車南站。
服務員さんたちはみんな鉄道員の制服でした。
料理は雲南料理で、おいしかったです。わりとピリ辛な味付けです。
こちらも雲南料理のお店、1915懐旧餐廳。
(店名に4桁の数字をつけるのが流行ってるんでしょうか??)
ここでは、石林ツアーで出会った日本人の方お二人と一緒に
4人で食事したので、普段の倍、いろんなモノを注文することが
できました。やっぱり中華は大人数で食べるのがいいですね。
(その中のお一人、上海に住むnatsさんのブログ→雲南旅行記・昆明編)
右下が、雲南名物の汽鍋鶏という料理。
真ん中に煙突のようなのが突き出た素焼きの土鍋で調理された鶏スープです。
これは、キノコ入りの山珍汽鍋鶏。温かくておいしかった~~♪
(暖房が入ってないので、レストランの中でもほんとに寒かったのです。)
左下は、沖縄のカーサームーチーにそっくりのお餅。
お餅が皮から剥がれにくいところまでそっくりでした。
食感も似てましたが、こちらは中に甘い餡が入っていました。
そして、これは石林の近くでおばさんから買った人参果というフルーツ。
他の所で売っているものはみんな、もっと大ぶりで味も大味だったのですが
この小ぶりの人参果は、とっても甘かったのです。
種のまわりの部分まで全部おいしくいただけました。
それ以来、こんな小ぶりの人参果を見たことがありません。
もっと買っておけばよかったよ~~。
雲南 昆明 龍門石窟 石林 九郷
北京のお友達あーなんちゃん&Mちゃんと一緒に遊びに行ってきました。
シンガポールは4回目だったのですが、毎回、夜はいろいろ
「活動」に参加していて忙しく、今までず~っと未体験のままだった
ナイトサファリ に、今回とうとう参加してきました~♪
みなさんよくご存知だとは思いますが、ナイトサファリとは、
夜行性の動物たちを観察するためのもの。
なのでフツーのデジカメの性能では写真は撮れなかったのですが、
出てきたところで山猫くんと写真をとれる企画(もちろん有料)を発見!
一緒に記念撮影(残念ながら、山猫くんはお疲れの様子です・・・)
チャイナタウン、アラブストリート、リトルインディア・・・などなどの
地名からもわかるように、多民族国家であるシンガポール。
西暦の他に、旧暦、イスラム歴、ヒンズー歴などの異なる暦が
使われているそうで、お正月もそれぞれ違う日に祝うのだとか。
やまねこたちが行ったとき、ちょうどヒンズー教の奇祭、
タイプーサムが行われていました!!
↑
(このリンク先の記事には写真がかなりたくさんあります・・・)
これは、寺院から神輿(?)を背負った信者の方々が
出てこられるところです。この神輿、ただ背負っているのではありません。
なんと、体にたくさん刺した長い針金で支えているんです!!
それ以外にも、いろんなところに針金を刺しています。
針金フックの鈴をぶら下げたり、顔に針金を突き通していたり・・・。
ガイドブックによると、病気を治してもらったお礼参り、というようなことが
書いてありました。
いくらお願いを聞き届けてもらえたといっても、えらいソーゼツなお礼参りです。
このまま、何kmか離れた別の寺院まで練りあるくんですよ。
家族や親戚が回りでお水を飲ませたりサポートしている様子でしたが・・・
こんな風に顔に針金を刺している人は、水も飲みにくそうです。
風が吹くとこの神輿が揺れて、すごく痛そうだし・・・。
上の写真、ちょっとコワかったですね、すみません(苦笑)。
あとは楽しい写真です!
今回食べたおいしいモノたちの一部をご紹介
左上:亞坤のカヤトースト。あいかわらず甘ったるしくおししい~
右上:Banana Leaf Apolloのフィッシュヘッド・カレー。
でかい!です。3人でも食べきれず。
バナナの葉の上にご飯や付け合わせなどを盛ってくれます。
左下:ナンの一種(?)をカレーにつけて食べる朝ご飯の定番(?)
アラブストリートの近くで食べたのですが、
近所に何軒か同じものを食べさせるお店が並んでました。
右下:文東記のチキンライス。
このお店では、ピラミッド型に盛られたご飯の上にのせて食べます。
次はデザート系で~す。
上:リトルインディアのお店、クルフィ・バーで食べたクルフィ・デザート。
(クルフィとは、濃厚なインドのアイスクリームです)
左のパフェにはソーメンのような麺が入ってます!!
ソースはローズジャムっぽい味。
右はクルフィがカリカリトーストの上にのっかってます。
下:香港風茶餐廳の仙草&マンゴーデザート。
いまブレイク中のようで、茶餐廳っぽいお店がたくさんありました。
街角にはこんな甘ったるしそうなお菓子や、
毒々しい色の飲み物を売っていました。なんか、南国って感じですよね。
ナゾのドリンクはちょっとコワかったので、やまねこたちはフツーに
缶入りのコーラとか注文してしまいました(笑)。
シンガポールでは南国シティライフを満喫し、次はランカウイ島で
海辺のリゾートライフを満喫!!です。
ランカウイ島に初めてきたやまねこ、どうしても一度は潜ってみたくて
ひとりでダイビングツアーに参加してきました。
ランカウイ島から50kmくらいのところにあるパヤ島へのツアー。
島へ遊びに行く人、シュノーケリングの人・・・などみんな一緒に大きな船で
島までやってきて、ダイビングする人はそこからボートに乗り換えます。
餌付けしている人の周りには魚が群れ集まっています。
そして海の中は・・・
なんだか全体的に水が緑色。なんでブルーじゃないんだろう!??
青ーーい海を期待して行ったやまねこはちょっとがっかり。
そして、大物はほとんどいなかったし、小物もあんまり・・・。
ガイドさんがこれこれ、と見せてくれるモノといえば
でかいウツボとか、よくいるウミウシばっかりなのです。
マレーシアでのダイビングは、ボルネオからマブール&シパダン、
ラヤンラヤンなんかに行ったのが楽しかった~。
と、いうわけで、ダイビングは1日で終了。
左上のニシキフウライウオだけは会えてうれしかったです。
かわいかった~~
その後はホテルでのんびりまったりリゾートですごしました。
ホテルのプールで泳いだり、ジャグジーでくつろいだり。
海辺のお昼寝はこれまたサイコーですね~~。
今が実は真冬だ(北京や日本では)なんてこと、忘れてしまいます。
そして、リゾートに不可欠なのがマッサージ系の癒し!
今回はアーユルベーダ(インドの伝統医療)のマッサージ&シロダーラを体験。
シロダーラとは、温めたオイルを額に流しかける、というもの。
右下の写真のようなベッドに寝て、左下の写真(小さくてわかりにくいですが)の
ように、上につるした陶器にオイルを満たし、それを額にとろとろと
流しかけるのです。暖かくて気持ちよく、すぐに爆睡してしまいました。
でも!!
木のベッドはかなり硬く、しばらくすると首があまりにも痛くなって
目が覚めてしまいました。つらかった(苦笑)。
そして、マッサージのとき身につける紙のひもパンにも
かなりショックだったよ。それで、足をひっぱったりするんだよ~~!!
しかも、マッサージする人は男性。・・・・・・丸見えやん!!!
せっかくのマッサージでくつろぎきれなかったやまねこたちですが
ランカウイでの食生活にはまずまず満足しました。
インドネシア料理、タイ料理、マレー料理などいろいろ食べました。
で、いちばん心に残ったのはコレ!!中華海鮮料理店の
巨大なイセエビ(ゴシキエビかな?)~~!!!
(ひっそり後ろに写る人影からこの大きさがわかるはず)
オサカナとかも、とっても美味しかったです♪♪
シンガポール タイプーサム祭 ランカウイ島 ダイビング ニシキフウライウオ
休み中はあまりにも遊び回りすぎていてほとんど家にいなかったので
日記もずっとさぼりつづけてしまいました。
遊び回ったぶん、書きたいことはたくさんあるのですが・・・
今日はまず、去年の冬休みのハルピン旅行の報告を。
書こうと思っているうちに時がたち、暑い季節にはどうもそぐわないなぁ・・・
などと先送りにしていたら、あっという間に1年がたっていたのでした。
2007年1月、旅のベストパートナーtomoちゃんと、
当時のクラスメイトのインドネシア人の若~いコたち二人と一緒に
ハルピンの氷祭りを見に行きました。
ハルピンは北京よりもかなり北、ロシアと国境を接する黒龍江省にあります。
なので、当然ながら北京よりももっともっと寒いです。
どのくらい寒いかというと・・・ガイドブックには1月の平均最高気温-13.1℃、
平均最低気温-25.2℃、と書かれていました。北京より15℃くらい寒い!!
寒がりのやまねこは、そんなとこに何日もいたら、凍え死んでしまうかも!?
と、かなり不安だったので、2泊3日でちゃちゃっと見てくることにしました。
ここは、ハルピンでもっとも賑やかな通り、中央大街。
約1.5kmにわたって、帝政ロシア時代の欧風建築物が建ち並ぶ
C国とは思えないすてきな雰囲気の通りです。
上海の外灘とか、日本で言えば横浜や神戸みたいな雰囲気。
ハルピンは「東方のモスクワ」「東方の小パリ」などと呼ばれているそう。
こちらはソフィスカヤ教会。
ロシア正教の教会で、もとは帝政ロシアの従軍用教会として建てられたそうで
ビザンチン様式(・・・って何!?)の影響を受けた建築なのだそうです。
教会の中はハルピンの街の建築物の歴史を紹介する展示があります。
ハルピンではここで結婚写真を撮るのが定番なんだそうです。
やまねこはパルナス♪って歌い出しそうになりましたね。
この玉ねぎチックな屋根!まさにおとぎの国のロシアな雰囲気、モスクワの味。
中央大街を北へ向かってず~っと歩いていくと、大きな川、松花江に出ます。
冬は水がすっかり凍っていて、岸に近いところがスケート場になっていました。
みんなふつうの靴のままで滑ってあそんでいたので、
やまねこたちも参加してみました。つるつるしておもしろい!
しかし、インドネシア人の二人は氷の上で遊ぶのは初めてらしく、誘っても
尻込みしてなかなか氷の上に出てきません。
楽しいからおいでよ、と無理矢理引っ張り込んでみましたが
楽しいより怖い方が強いらしく、ちょっとつるつるしてみて、すぐに岸に
もどってしまいました。
なのに、横に設置されていた氷の滑り台にはよろこんで滑りに行ってました。
(しかも、スケートは無料だけど、滑り台はお金がいったのに、です!!)
そして、ロープウェイで川を渡り、対岸にある太陽島公園を目指しました。
普通にタクシーで行くこともできたのですが、楽しそうかな、と思ってロープウェイに
乗りに行ってみたら、駅はしーんと寂しい様子で営業してないのかな、と思うほど。
ほかにお客さんも見かけなかったし、今頃廃止されてるんじゃないかと心配です。
ハルピンの氷雪祭りは、3カ所でやっているのですが、ここ太陽島公園は
主に雪像が置いてあります。
北海道の雪祭りみたいな感じ?(←行ったことがないけど)
こちらの会場にも、当然のように何カ所か雪で作った滑り台が設置されてました。
どうもC国人は、鑑賞するだけでは満足できず、あくまでも遊びたいらしい。
2カ所目は町中にある兆麟公園。
入ったとたんに目を惹きつけられた巨大なはりぼて。
これ、下の台がくるくるとゆっくり回転しているのです。あやしすぎる~。
(かなり気に入ったらしく、写真が何枚も撮ってあった・・・)
こちらの会場では氷の彫刻がキレイでした。
といっても、C国人は派手派手きんきらな電飾をしがちなので、
落ち着いて美しく見える場所は少なかったのが残念でした。
ここでは足元がかなり滑りやすく、何度か転びそうになりました。
我ら老人にはちょっとキケンですな・・・。
最後は、ちょっと街から離れた一番広い会場、松江区の氷雪大世界。
ここは、氷のブロックでつくられた大きめの建物がメインでした。
この年のテーマは、韓国。最近焼けてしまった南大門とかもありました。
一番高いところから見下ろすと、眼下に広がる氷の街・・・
とっても幻想的です。韓国風な屋根がちょっとミスマッチですけどね(笑)。
韓国の建物だけでなく、ハルピンの欧風建築物もありますよ。
あのソフィスカヤ教会もありました!!なかなかよくできてますよね。
とってもキレイで楽しかったのですが、氷の街を歩いていると、
とにかく、めちゃ寒い!
昼間よりも厳重に防寒し、ポケットや靴の中に何個も使い捨てカイロを
入れてたのですが、寒すぎてそれらがほとんど暖まらないのです。
まつげは白く凍ってつららのようになるし、どうも鼻毛も凍っている様子。
写真を撮るために片手は手袋をしないでいたら、感覚がなくなりました。
そして、カメラの電池もあっというまに消耗してしまいます。
こんな寒いのに、インドネシア人二人はめちゃくちゃ元気で
あちこちで写真を撮りまくっている様子。
老人なやまねこ&tomoちゃんは途中でカフェに避難。
彼女たちとの約束の時間まで小一時間ほど暖まって過ごしましたが
合流してから聞いたところによると、彼女たちはずっと外で写真を撮っていて
それでもまだ撮り足りない様子でした。さすが写真好きな華人だ・・・。
さてさて、今日の晩ご飯は、中央大街で。
暗くなると建物がライトアップされてとても美しいです。
ほんと、C国って広いなぁ、と思いますね。
いろんなところに旅に行くと、まったく違う国のようなのです。
ハルピンと言えば、ロシア料理!
1925年創業の老舗、華梅西餐廳へ行ってみました。
中央大街の欧風建築の中にあり、内装もとってもヨーロッパ。
ボルシチ、壺入り牛肉煮込み、桂魚(C国でよく食べられている淡水魚)
のグリル・ホワイトソースがけ、などどれも美味しかったです♪
あと、ロシアパンが有名なのですが、これはまったく味がしないパンで
やまねこ的にはそんなにおいしいと思えませんでした。
ハルピンには東北料理の春餅(クレープみたいなのにおかずを巻いて
食べる)とか餃子とか、他にもいろいろ美味しいモノはあったけど、
この桂魚がいちばん心に残ったな~。
やまねこの旅のいちばんの楽しみはそこでしか食べれない美味しいモノを
食べ尽くすことです。今回も楽しくおいしい旅でした♪♪
でも・・・あまりに寒かったので、もう一生行かない(特に、冬には)と思う。
ハルピン 氷祭り ソフィスカヤ教会 華梅西餐廳
シルクロードの旅の最後の街、カシュガルにやってきました。
中国というよりは、まったく中央アジアな雰囲気で異国情緒たっぷり。
ウルムチよりもさらに西なので、日没はさらに遅く、21時頃。
夕食の時間はその頃から始まります。それに合わせて食事しているうちに、
だんだん体内時計が狂ってきて夜中2~3時にならないと、眠れなくなってきました。
ますは、街の中心、エイティガール寺院(艾提尕尔清真寺)へ。
この寺院の前は広場になっていて、大きなスクリーンが設置されていました。
なんだか、せっかくの雰囲気ぶち壊し・・・って感じです。
大スクリーンは、やっぱり都会のビルだけにしてほしい。
寺院の後ろには、職人街が広がっています。
いろんな専門店があって、見てるだけですごくおもしろ~い。
不思議な楽器のお店、きれいな箱のお店、帽子ばかり並べたお店・・・・・・。
ここに写真はありませんが、なぜか、やたらに目に付いたのが歯医者さん。
カシュガルの人たちは甘いものが好きだからかな??
そして、歯医者さんって、職人さんなんだー、と、妙に納得。
もちろん、美味しいものも見つけましたよ~。
①ぺったんこで、黄色い無花果。いちじくの葉に包んで渡してくれます。
甘くておいしかった~。(でも、ちょっと下痢してしまった・・・)
②ソフトクリーム。これは・・・粉っぽい味だった。KFCやMaCのやつの方が美味しい。
③ゴーヤーがオレンジ色のフルーツに!?割って、種の周りの赤い部分を食べます。
見た目はコワイけど、味はほのかに甘かった。よく熟れた柿のような味・・・かな?
上:サモサ屋さんでは、たまたま相席したこの親切なおじさんが
おごってくれました。ありがとう
下:牛ミンチのカバブがとっても美味でした~。日本人だとわかると、右の少年が、
自分の写真の載った日本のガイドブックをうれしそうに見せてくれました。
カシュガルの観光スポットは・・・イスラム寺院の他は誰かのお墓ばっかりです。
ここは、アパク・ホージャ墓(香妃墓)。
16世紀末のイスラム教の指導者とその家族のお墓だそうですが、香妃(乾隆
皇帝のウイグル人の妃)がここに葬られたという誤伝のせいで、香妃墓と
いう通り名で呼ばれています。
屋根や壁の緑のタイルがとてもきれい(かなり剥がれていたけど)でした。
外へ出て門のところで写真を撮っていると・・・中から出てきたおじさんが
いつまでもどいてくれずに、前にじっと立っています。
しかたなくそのまま撮影したら・・・近づいてきて写真を見せてくれ、と。
怒ってるのかな?と心配しつつ、言われるままに見せたら、満足そうに
にっこり笑って去って行きました。カシュガル人は写され好き・・・?
次はユスフ・ハズ・ジャジェブ墓(玉素莆・哈斯・哈吉莆麻扎)。
ウイグル人の有名な思想家(写真右上の胸像の人)のお墓だそうです。
こちらは、青を基調とした美しいタイルの建物でした。人もほとんどいなかったので、
建物の中も写真が撮れました。左下が棺です。
さてさて・・・週末を狙ってカシュガルにやって来た最大の目的は
毎週日曜日に行われる大バザールです。
どんな様子か、朝からはりきって見に行ってみました。
道路中がすごい賑わいです。裏道までぎっしりと何か並べて売ってる人、人、人。
便器と香辛料が並んで売られていたり(右上)、1種類の商品で勝負する人(左上)もいます。
バザールにはやまねこたちが買えそうなものはあまりなかったけど、すごい活気で
見てるだけでなんだかワクワクして、おもしろかった~
哈密瓜だけは安くて美味しかったのでカシュガルの道端で何回か買いました。
シルクロードの旅のあいだ、全然ネコを見かけなかったのですが、このバザールで
初めて1匹だけ見つけました。帽子を並べて売っていた女性が連れて来ていた
飼い猫で、ひもにつながれていました。かなりスリムなネコでした。
次は、カシュガルで美味しかったレストランを紹介しましょう。
まずは通りすがりに何気に入ったお店、烏公鶏特技炖鶏殿。
4時間かけて煮込んでいるという店長さん(写真の方)自慢の地鶏のスープ
一品で勝負のお店です。あっさりしていて、とっても美味しかったです。
スープを取ったあとの鶏肉も、やわらかくておいしくいただけました。
場所は、色満路が雲木拉克夏路に突き当たるT字路のところ。
営業時間は北京時間の13~24時(ラマダン期間は21~24時)。
羊料理に飽きたときには、ぜひ試してみてください!
カシュガルで最も高級な店、とガイドブックに書いてあったレストラン、ORDA。
ポロ(炊き込みご飯・写真左下手前)がめちゃくちゃ美味しかった!!!
炊き込みごはんの腸詰(写真右上)もいけました。ちょっとイカメシっぽい感じ。
食事時はほんとに混んでいるので、予約して言ったほうが無難です。
紡績工場の中にある阿布都克力木飯館。
ラグメンが美味しいと評判の店、とガイドブックに書いてありましたが、
トルファン・ウルムチでのツアーの昼食に食べたラグメンが全然おいしくなかったので
ラグメンとはこんなもんなんだろう、と正直、あまり期待していませんでした。
でも、それは間違っていました。このお店のラグメンはほんとに美味しかった。
感動的なまでに美味しかったのです!!
羊肉の臭みはまったくなく、とっても香ばしい。ピーマンなどの具もたっぷりぜいたくに
入っています。シシカバブもスパイシーで美味しかった。
カシュガルに行くなら、絶対ここに食べに行くべきです
日本の新聞に紹介されたことがある、というのも納得の味でした。
カシュガルは小さい街ながら、いろいろ美味しいものがあり、また、
人々も陽気で人懐っこくて親切で、すごく印象がよくほっとする街でした。
C国にいる感じがしません。値段交渉なんかもゆるゆるでした。
でも・・・C国っぽいものも発見。
街角の自転車屋さんや、停めてある自転車にワケのわからない平仮名が
書いてあるのです。どうも、外国製っぽく見せかけて売っている模様です。
上の「にもくたいわ」の側面には「日木たいわ」と漢字の混ざった
表記もありました。もしや日本たいやとでも書きたかったのか??
他にも「びしんせい」「ひほさきふめ」などの、意味不明なナゾの言葉が。
「ひほさきふめ」は下の写真のような永久保証書付きでした。
誰が修理するんだか・・・・・・(苦笑)。
最後は、旅の終わりに空港で撮った写真。
ぱっと見ると特別な写真には見えませんが・・・実はコレは合成写真なのです。
tomokichiちゃんのカメラには、カップルが一緒に写真に写るためのキノウが
付いていて、別々に一人ずつ同じ場所で撮影して、1枚に合成できるのです。
まるで、2人で座って、誰かに撮ってもらったみたいでしょ~?
でも、失敗するとカラダの一部が消えていたりしてコワイです。
(どっかのお墓の前でとった写真では、やまねこの指先が消失!
まるで心霊写真状態になってしまってました・・・)
このあと、やまねこは北京、tomoちゃんは上海への帰路につきました。
シルクロードの旅日記に長らくお付き合いいただきありがとうございました~!!
シルクロード カシュガル バザール ラグメン ポロ
こんばんは!今日は中秋の名月をめでる日ですね。
月がとてもきれいだよ、と、さっき父からメールがありました。
これから家族で焼肉に行くらしい・・・(←台湾式!?)。
北京はまだ明るくて月は出ていません。
というか、今日は残念ながら曇りなので月は見れそうにありません。
でも、あとでお友達と一緒に月餅パーティ(←月餅なんて、一度に
何個も食べれないような気がするけど・・・)の予定で~す♪
さて、それでは、今日はシルクロードの旅・ウルムチ編です。
ウルムチは新疆ウイグル自治区最大の都市。
北京よりかなり西にあるので、やまねこたちが行った9月初旬で
日没は午後8時半頃でした。
なので、北京時間のほかに、新疆時間という2時間遅れの
ローカルタイムを併用しています。
ウルムチの観光は、街中にはあまり何もないので郊外へ行くのがメイン。
やまねこたちは、中国のスイス、と称される天池というところに行ってきました。
山の麓の駐車場からは、ロープウェイに乗って山頂を目指します。
山頂は標高1980m。なので、このあたりですでに、かなり寒いです。
やまねこは夏服しか持って来ていなかったので、旅の途中で
カーディガンを購入しましたが、それを着ていてもまだ寒い・・・
ロープウェーからは、森の中に小さな美しい湖が見えました。
う~ん、ほんとにスイスっぽく見えるかも(スイスへは行ったことないけど・・・)。
とにかく、シルクロードのイメージとはかなり違う雰囲気です。
いよいよ、山頂に到着!・・・と思ったら、ロープウェイを降りてからまだ
かなり歩かないとたどり着けませんでした。
歩いているうちに、ちょっとずつ暖かくなってきて、これならなんとか耐えれそう。
やがて、目の前に大きな湖(天池)と雪をかぶった山々(天山山脈)が現れました。
青空だと、湖がもっとエメラルドグリーンに見えるそうなのですが
今日は残念ながら曇り。でも、十分にキレイです!!ほんとにキレイ!!(←ボキャ貧・・・)
こんな美しい湖にやってきてC国人たちがすることは・・・まずは写真撮影、次は船遊び。
この船を外から見たときは、こんな美しい場所になんてハデな船を浮かべるんだ・・・と
ちょっとあきれましたが、乗ってみるとなかなか快適。お部屋の中は寒くないし。
民族音楽&舞踊のショーと、お茶菓子もついてました
舟遊びのあとは・・・帰りのバスの集合時間までまだまだ時間があったので、
やまねこたちもC国人のマネをして写真撮影してみました。
しかも、ウイグル族の貸衣装(一人10元)を着て、なりきり撮影
この恥ずかしいポーズは貸衣装屋のお兄さんに指導されました。
も~っとヘンなポーズのも撮りましたが、恥ずかしいのでお見せできません。
(左の黄色い屋根は、舟遊びで乗ったハデな船です)
①山から下りてくると、牛たちがわらわら歩いていました。
②これが、やまねこたちの乗ってきたバス。
ボロさをお見せしたかったのですが,写真じゃあまりわかりませんね。
③バス駐車場の片隅にあった、小さな郵便局 (兼、売店?)。妙にカワイかったので。
④バスで帰ろうとすると、今度は羊たちがたくさん。
さて、ウルムチの街中にはどんなものがあるかと言うと・・・
右側の建物は国際大バザール。おみやげ物屋さんがいっぱい。
ウイグル族のショーを見れるレストランもあります。
そして、カルフールもイスラムっぽい建物です。かわいい~~
街角には、おいしそうな屋台やレストランがいろいろあります。
羊や鶏の丸焼きがダイナミックに積まれています。
麥趣爾(MAIQUER) ケーキ店。
ガイドブックに「ウルムチでは最高レベルのケーキ屋さん」と書いてあるお店を
どんなものか見に行ってきました。街のあちこちに支店があります。
結果・・・パンはまずまず (C国的には) 食べれる味でしたが、ケーキは
あまり食べてみたいとは思えないデザインでしたね・・・・・・(笑)。
阿布拉的ナン店。
ウルムチで評判のナンの店、ということで買いに行って見ました。
けっこう待たされましたが、焼きたてがほんとにおいしかったです。
わざわざ行く価値あり!!だと思いました。
(でも・・・お昼頃に残りを食べたら、もう硬くなってきていました。)
夏瑪里巴克快餐。
ガイドブックに「とにかくおいしい」と書いてあったので行って見ました。
ほんとにとにかくおいしかった!!です。しかも安い
①炒麺。小さく切った麺とをトマト・ピーマン・肉などと炒めたもの。
見かけは悪いけど、美味しかったです♪
②鶏肉拉麺。ぶつ切りの鶏とトマトの煮込みを麺にかけて食べます。
ピリ辛で、これもなかなかの美味♪♪
沙依巴克大盤鶏風味酒楼。
中国西北地方の名物料理、「大盤鶏」を食べに行きました。
地鶏・ジャガイモ・ピーマン・トマトのピリ辛煮込み料理。
お店は通りかかってたまたま見つけたのですが、
専門店のようで、大盤鶏の種類もたくさんあって充実していました。
しかし・・・中と大があって、中サイズを頼んだにもかかわらず
この大きさです。道理でお店の人が、コレを注文した時点で
「これ1つで十分だから、もう他のものは注文しない方がいい。
ムダにしたらもったいない」と言ったわけです。
住所は烏魯木齊市揚子江路31号、電話5816066です。
ウルムチに行かれる方はぜひどうぞ
グルメレポが終わったところで、ウルムチ編は終了。
空から天山山脈の壮大な風景を見ながら、最後の街・カシュガルへ向かいます。
シルクロード ウルムチ 天池 天山山脈
列車は早朝の5:40AMに到着予定だったので、早起きして5時ごろには準備をし、
廊下を歩いていた車掌さんに「トルファンで降りるから切符を返して」とお願いしました。
(列車に乗るとキップは車掌さんがあずかり、かわりに指定席のカードをくれます。
降りる前にそれをまた切符にかえてもらわないと降りられません)
そしたら・・・
「あら・・・でも、トルファンはもう4時ごろに過ぎたわよ」と。
『えっ!?ほんとですか?』
「ええ、とっくに通り過ぎました。」
『でも、5時40分って聞いてたのに、なんで?』
「・・・・・・。」
『ほんとに過ぎたんですか!?』
「ええ。・・・で、一体どこで降りるんです、あなた!?」
逆切れされたやまねこは、仕方なく
『あ・・・じゃあ終点のウルムチで、いいです・・・』とボソボソ答え、
すごすご部屋に戻りましたよ。まったく意味不明~っ。
なんで1時間以上も早く通り過ぎてしまうわけ!???
仕方なく、ウルムチまであと2時間ちょっと、もう一度ふて寝。
そしたら・・・
列車は5時40分にどこかの駅に停車。
トルファンを過ぎたら、もうウルムチまで停まらないはずなのに!?
アナウンスもなく、駅名も見えなかったのですが、
あとで考えるとやっぱりトルファン駅だった気がします。
じゃあ、あの車掌さんはなぜ「通り過ぎた」なんて嘘を?
単なる勘違いか、それとも・・・あまり疑いたくはないけど、
切符取りに行くのがめんどくさかったからか・・・??
そんなわけで、やまねこたちのトルファンの旅は、ウルムチからの
日帰りツアーになってしまいました。むむーん・・・。
ウルムチからトルファンへと向かう途中でまず初めにバスを降りたのは
風力発電用の白い風車がたーっくさん並んでいるところ。
「さあ、降りて写真撮ったらすぐにバスに戻ってね。5分間だけですよー!」と
ガイドさんに言われ、なんでここが観光スポットなの??と
よくわからないままに他のツアー客と一緒に降りて、道端から写真撮影。
約2時間バスで移動し、ほんとの最初の観光スポット、トルファンのカレーズ楽園へ。
カレーズ(坎兒井)とは、泉の水を引くための昔の地下水路で、
中国古代3大建築の1つなのだそうです。
イランではカナートと呼ばれている(←ガイドブックによる)そうです。
ちゃんと、今もキレイな水が流れていました。
トルファンから16kmほど西にある交河故城。建物は日干し煉瓦で造られています。
6世紀初めに築かれた都で、現存の遺跡は唐代の頃のものだそうです。
風化して崩れた土塀しか残っていませんが、町があった、というのはわかりました。
すごーく広い遺跡だったんですけど、ガイドさんが集合時間に遅れたら
(とくに最後にバスに乗った人に)罰ゲームを科していたので、
入り口付近だけさっさと見て走ってバスに戻りました。
(罰ゲームは自己紹介と1曲歌うこと。毎回ドキドキでしたが、
幸運にも最後まで生け贄にはならずにすみました・・・)
西遊記にも登場する火焔山。
夏には地表から立ち上る陽炎によって燃えているように見えるのだそうです。
中国で一番暑い場所、と言われています。
設置されていた大きな温度計は摂氏55℃でした。
「真夏はもっと熱くなり、70℃以上になると卵も調理できます」とガイドさん。
トルファンの名産はなんといっても葡萄。
秋はその実りのシーズンで、あちこちの葡萄棚にはたわわに実がなっていました。
葡萄棚の下では、杭州から来たYさん (ちょっと似てませんか?>panjaさん) が
キレイなお姉さんたちと記念撮影。
Yさんは、いろんなとこで必ず女性たちと一緒に記念撮影していましたよ(笑)。
葡萄農家を訪問して、葡萄とスイカを試食し、ウイグル族の踊りを習いました。
ウイグル族の男性はとても情熱的な踊りで女性を口説くのだそうです。
「オレは金持ってるぞ~」「家もあるぞ~」「結婚してくれ~~」と、
両眉をぴくぴく上げながら、踊りまくって女性を口説きます。
グリ(未婚の女性)は、右手を回して「ママが反対するし~」、左手を回して「パパも反対するし~」、
両手を胸の前に合わせて「わたしもイヤ~~」と踊りながら答えます。
そして、グリハン(既婚の女性)は、右手を回して「ダンナが反対するし~」、左手を回して「息子も反対
するし~」、両手を合わせて「わたしは、考えてもいいわよ♪」と答えるそうです。
やまねこは、踊っている途中でこの赤い服のお兄さんにお花を差し出され、
うっかり受け取ってしまったのでタイヘンなことになりました。
ツアー仲間にも、「あんたは花を受け取ったんだから、ココに残りなさい」と言われる始末。
知らない人からみやみにモノをもらってはイケマセン!!
(photo by tomokichiちゃん)
踊りのあとは、自家製干し葡萄の即売会。
世の中にどんなキケンな干し葡萄が売られているかをデモンストレーションしたあと
(水につけると、着色料で水の色が変色するのだ!)、ウチの葡萄は安心だ、と宣伝され
けっこうお高かったのに、やまねこたちもついふらふらと買ってしまいました。
(photo by tomokichiちゃん)
最後の観光スポット(美人で有名な、なんとか村)を見たあと、
さあ、ウルムチへと戻ろうとしたときのこと。
一方通行の細い道を無理やりバックで太い道まで戻ろうとした無謀な運転手さん、
大丈夫なのかな・・・と思ってたら案の定、ガクンと衝撃が。
降りてみると、後輪が落ちてました。
外の空気を吸って、周りを眺めていると、頂の雪が夕日にほの赤く染まった遠い山々が見えました。
なんか「生きててヨカッタ~~~」と思いました。(それほどの事故じゃなかったけどね・・・)
そして、今日の締め、夕食は、安心できる世界共通のファーストフード店KFCにて、
老北京捲セット(←日本にはないメニュー。やまねこのお気に入り)を。
(今日のツアーの昼食があまりにも美味しくなかったので、あまりローカルフードが
食べたくない気分になっていたのだ・・・)
シルクロード トルファン カレーズ 火焔山
敦煌の象徴は、街の中心のロータリーにある「反弾琵琶」の飛天像。
天女さんがこんなカゲキな弾き方するなんてね~(笑)。
(莫高窟の壁画にも、たくさん描かれていました)
敦煌はとても小さい街で、どこへでも歩いて行けてしまいます。
まずは沙州市場で何か美味しいものをさがしてみましょう。
ここは、屋台や小さな食堂の集まったフードコートのような夜市のようなところ。
①敦煌名物の杏皮水という甘酸っぱい飲み物、1杯1元(16円)。
紅茶みたいな色をしています。tomoちゃんが、かなり気に入っていました。
どうでもいいけど、売り子のお姉さん、まったくやる気なし!
②鶏湯麺、あっさりしていておいしかったです♪1杯3元(48円)。
③牛肉麺、ラー油がかかっていてけっこうピリ辛だった。
④揚げたナン(かな?)、サクサクで、中にちょっと甘い餡が入っていてくせになる味。
夕日を見るために、街はずれの鳴沙山(砂漠)に遊びに行きました。
(でも、ずっと続くただの砂漠なのに、入場料が必要なのでした・・・)
砂漠といったら駱駝ですよね~。さっそく乗ってみましたよ~~。
もちろん、入場料とは別料金。一人1000円くらいだったかな。
夕暮れ時の、砂山の日陰と日向のコントラストがとても美しいです。
そして、砂に映ったやまねこたちの乗った駱駝の影も、とてもいい感じだ。
シルクロードを旅する商隊の気分~(でも、ちょっとお尻が痛かった・・・)
案内人のおじさんが、「ココだよ」と連れてってくれたところは砂の絶壁(に見えた)!
ココを登らないと夕日が見れないの!?
ひーひー言いながら、がんばって登りました。休み休みハシゴを登っていくと
上から「早くしないと日が沈んじゃうよー。間に合わないよー」という声が。
え、せっかく来たのに夕日が見れないなんて~~~。
やまねこたちは猛ピッチで駆け上がり・・・ギリギリで夕日を見ることが出来ました!
もう、やや沈みかけてたんですけどね。でも、すっごくキレイでした。
下りは、写真右下のようなソリで滑り降ります。
楽しそう~~☆とわくわくして乗ってみましたが・・・
滑り出したとたん砂が顔面にすごい勢いで吹き付けてきて髪・目・鼻・口に
砂が入ってじょりじょり~~っ!!ろくに息もできませんって。
(シャワーしたときに、下着の中まで砂だらけでしたよ~)
そしてですね、次はまた駱駝に乗って月牙泉という泉を見に行ったのですが
その頃にはもうかなり暗くなっていてほとんど何も見えない状態。
ま、それはいいんですけどね、そこを見終わって外に出てきたら・・・
約束の時間に出て来たのに、待ち合わせ場所に案内おじさんも駱駝もいない!
ちゃんとお金払ってるのに置いていかれた~!?
ありえな~い!!!
そこで、仕方なくとぼとぼと砂漠の入り口に向かって歩いていくと、
向こうから若い女のコが歩いて来て「あなたたちを迎えにきたのよ~」と。
(すでに約束の時間を30分くらい過ぎてるよ!ひどすぎる!)
で、「駱駝は戻ってないから、まだ向こうにいるわ。せっかく来たんだから、
駱駝に乗って帰りましょうよ。さあ」と言って、さっきの待ち合わせ場所まで
またまた歩いて戻らされたのです。でも、やっぱりそこには駱駝はいなかった。
(当たり前だ、さっきもいなかったんだから!)
やまねこたちはまた入り口に向かってとぼとぼ歩いて戻り・・・
(さっき、すで半分は進んでいたのに~~っ!)
正門もすでに閉められていて裏口がら外に出されたのだった。
文句を言おうにも駱駝もおじさんたちもすでに帰ってしまっていて、誰もいなかった・・・・・・。
翌日は敦煌の西の方へ1日ツアーに参加して観光に行きました。
途中で軍事演習だか兵器の実験だかをやっていたせいで、
2時間近く通行止め。車の中でむなしく待たされました。
(外に出ても360°地平線、荒涼とした砂漠が広がるのみで何もないのです。)
左上、漢代の長城。かなり崩れていて土塀の残骸のような状態です。
右下、玉門関という古代の関所あと。漢代にはここから先が「西域」でした。
左下、ヤルダン地質公園。魔鬼城とも呼ばれている場所で、不思議な形の
風化土堆群が見られます。張芸謀(チャン・イーモウ)監督の映画英雄-HERO-の
ロケ地になったところだそうです。
やまねこたちは2人とも、その映画を見たことがあるのに、どんなシーンだったのか
ま~ったく思い出せなかった。誰か、覚えておられますか・・・?
途中の観光スポットでは、とっくに観光がおわったのに、運転手さんが戻ってきません。
もう、早く帰ろうよ~~、ただでさえ、2時間もロスしてるのに~~~。
暑いので、別のグループのバスの運転手さんとともに、荷物入れで涼むtomoちゃん。
風が通ってけっこう気持ちいい~~♪
で、結局やまねこたちの方の運転手さんは「いや~、うっかり寝ちゃったよ~」と
言って30分くらいたってからやっと戻ってきました。
仕事中にベンチで本格的に昼寝するな~~っ!!
この日の最後は日本の映画「敦煌」で使われたセット。映画村のように観光地として
残されており「中国国家指定観光地AA級」みたいなことを書いたパネルが貼られてました。
いや、別に「国家指定」してもらっても、いいんですけどね~。でも、あんまりちゃんと
管理してない感じで、風化するまま放置されてる印象でしたね(苦笑)。
さて、このあたりで、またグルメレポいってみましょう。
敦煌では、他にもいろいろめすらしい食べ物を食べましたよ~
①駱駝の足の肉!!でも、めっちゃ高かったのに、美味しくなかったよ~~。
②羊のリブから揚げ。これはスパイシーですごく美味しかったです。
③ロバの肉。何も言われなかったら牛肉だと思うような味で、美味しかったです。
④ロバ肉ミートソース麺。見かけはミートスパゲティみたいですが、とろみがついてます
普通においしく食べれました。
最後の日はいよいよ敦煌観光のメイン、世界遺産・莫高窟へ行きました。
半日ツアーに参加したのですが、集合時間は8時半と言われていたのに、
いきなり8時に「もう迎えに来てる、早く出て来い」と電話が。
そんなこと急に言われても準備できてないよ~。
チェックアウトに手間取り、結局8時半すぎに車に着くと、すでに乗っていたおばちゃんたちが
「8時から待ってるのよっ。わたしたち午後の列車に乗るのに」とちょー怒っている。
『8時半って言われてましたよ』と言うと「もう8時37分でしょっ!」とキビシイお言葉。
この、小さなワゴンで雰囲気悪~いまま、ツアーへ出発しました。
莫高窟には500近くの数の石窟が確認されているようですが、公開されているのは
その中の40窟ほど。そこからさらに、10窟くらいをガイドが選んで見せてくれます。
石窟の中の極彩色の壁画、とてもきれいで、ほとんど専門知識のないやまねこたちにも
十分に楽しめました。(石窟の中は撮影禁止で撮れませんでした・・・)
これで敦煌の観光は終了。
夜行列車で次の目的地、トルファン(吐魯番)へと向かいます。
待合室では荷物の上にべったり寝ている人がいました。辛苦了~。
シルクロード 敦煌 世界遺産 莫高窟 チャン・イーモウ
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昔、何かの姓名占いで『浮き草人生』っていう結果だったんですが、とってもその通りの人生おくってます。