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あんまり秋らしくはないんですけども
最近、まったり読書しています。
週休2日以外に、午後フリーな日が週に3日あるという、いい感じの
勤務なので(ま、その分、泊まりが週2回あるんですけどね)
時間にとっても余裕があるのです。
平日の昼間にフリーって、かなりすてきですよね。
役所も銀行も開いてるし、買い物に行っても
あんまり混んでいないし♪♪
そんなワケで、最近ハマっているのが北方謙三の「三国志」。
そもそも、北方謙三の中国歴史小説にハマるきっかけになったのは
読んでみるか?と父に渡された文庫版の「水滸伝」でした。
中華な国ではちょー有名な話で、しかし、やまねこはまったく
どんな物語なのかも知らない話であったのでしたが、
まず、その全19巻を8~9月にかけて読破したのです。
時代は中国北宋の末期(12世紀)、108人のオトコたちが
革命をおこそうと政府に反乱をおこし、やがて次々に散っていく・・・
という物語でした。登場人物、ほとんど死んでしまいます。
どうも、元々の中国の水滸伝とは、登場人物のキャラや
ストーリーそのものも違っていて、かなりオリジナルな小説に
なっているらしい(元のを知らないのですが・・・)。
そして、北方謙三の書くオトコたちは、めちゃめちゃかっこいい!
やまねこは筋肉好きだし、男性のビジュアルも重視派なんですが
小説の中のオトコたちの生き様に惚れてしまいましたね。
ビジュアル的には、巨人みたいだったり、顔に大きなアザが
あったり、片腕がないとか片眼がないとか、その他モロモロ
なんだかオソロシイ外見でありそうなオトコたちが多いのですが
みな、志のために生き、どういう死に方をするか、にこだわっている。
今の日本では絶滅していますね、こういうタイプ。
中でも、林冲っていう騎馬隊を率いる将軍がすっごいイイのです。
もう、めちゃくちゃ強いんですが、ほんとうは妻を愛していた、と
いうことに、妻を殺されたあとに気づき、妻にその気持ちを
伝えられなかったこと、そして、妻を助けられなかったということが
その後ずっと心の傷になっていて、いつも、どこか影があるわけ。
で、最後は、一生に一人くらい女を助けたい、と言って
同じ反乱軍の女将軍を助けて死んじゃうんですよ・・・(涙)。
林冲の死に半日涙に暮れましたね、やまねこは。
(もしも、これから読もうという方がいたら、ネタばれゴメンなさい)
このように、水滸伝が非常に気に入ったので、
もう一つ、中華な国ではちょー有名な話で、かつ、やまねこはまったく
どんな物語なのかも知らない話であった「三国志」を
読んでみる気になったのでした。
北方「三国志」は、全13巻。
いま、ちょうど半分の7巻目で、これまたちょー有名な「赤壁の戦い」が
終わったところです。まだ世の中は完全な「三国」にはなっていません。
なんで「赤壁」っていうのか、理由がやっとわかりました。
三国志でのやまねこのお気に入りは、周瑜という将軍なんですけど、
この人は、ビジュアル的にもかなりイイオトコのようです♪
そういえば、映画「赤壁(レッドクリフ)」が、もうすぐ日本でも
公開されますね。
小説を読んで予習しているので、ぜひ見てみたいと思います。
・・・と書きつつ、今、映画「レッドクリフ」のサイトをチェックしてみたら
な~んと、トニー様が周瑜ですって~~~~~っ!?
これは、なんとしても大画面で見なければなりませんっ!!!
え?でも、これって「part 1」なの?? 中途半端で終わるわけ~??
ちょっとショック~。
北方謙三 水滸伝 三国志 レッドクリフ
最近、髪がすごく傷んでいます。
特に毛先の方はほんとに、水分がなくってばっさばさ。
伸びるまではもうどうしようもない、とあきらめたいたある日、
串焼き屋さんでなにげに手に取ったフリーペーパーに
「どんな傷みでも70%は解決するでしょう」と書かれた
ヘアサロンの広告を発見。
70%とかでしょうとか、なんかちょっと控えめな表現が
かえって効果ありそうな気がします。
お値段も高め、しかも、ウチからはそんなに近くない
(車で30分ほどかかる)場所だったのですが行ってみました。
そしたら・・・
ほんとに、かなり改善しましたよ、そのお店のトリートメントで。
高かったけど、満足です。
SUGAR☆CUBEというお店です。
で。
そのお店で、やまねこを担当してくれた方が
「自分的には沖縄でいちばん美味しいと思う」と、近くの
沖縄そばのお店を紹介してくれたのです。
麺好きのやまねこは、もちろん沖縄そばも大好き。
さっそく味見に行ってみました。
かなり細い坂道を、ところどころに置いてある案内の看板を
たよりに下っていって・・・沖縄そば、というのぼりを発見。
お店の名前は、「すーまぬめぇ」。
これは、潮間家の前という意味の屋号である、と
お店の中に説明が貼ってありました。
(すーま=潮間、ぬ=の、めぇ=前、ということでしょう)
赤瓦の古民家をつかった、いい感じのお店です。
入り口のシーサーもかわいい♪
やまねこはソーキそばが好きなので、それを注文しました。
「大が普通サイズで、そんなに大きくはないですよ」との説明だったので
「大」、いっちゃいました。
かなりお腹もすいてたし。
出てきてみたら、やっぱり大はかなりのボリュームでしたね(笑)。
薬味にフーチバー(ヨモギ)が出てきました。
(やまねこはそんなに好きじゃないのですが・・・)
そして、食べてみたら・・・ほんとにとっても美味しかった!!
スープはとってもあっさりの薄味カツオだし。
ソーキまでもが、とっても薄味で、ほどよいやわらかさです。
こんなにあっさりのソーキは初めて食べました!
もう、あっという間に完食しちゃってましたよ~。
またきっと、食べにきてしまうはず・・・。
髪も潤い、お腹も満たされ、とってもほっこり気分で帰宅しました。
お家にはカワイイ愛猫も待っていてくれたし・・・
やまねこってちょー幸せモノだなぁ~~♪♪
沖縄そば すーまぬめぇ
前の日記から、なんと3ヶ月近くたってしまいました。
7月末に北京から完全帰国しました。
オリンピック前の取り締まりのせいで、帰国準備はなかなか
思うように進まず、毎日ストレスがたまり、1日に何回も「ムカつく~~~!!」と
叫び、誰か知り合いをつかまえてはグチりまくっていた北京での最後の日々・・・。
かなり遠いむかしの出来事のように思えます。
帰国準備のストレスとは・・・
1:オリンピックの規制のせいで北京市内には許可を受けた車しか入れなくなり
予定していた海運業者が荷物を取りに来てくれることができなくなった。
2:郵便局から船便で送ることにして、郵便局指定の段ボール箱10コを
買いに行ったら、前日注文していたにもかかわらず「この10枚しかないから、
アンタには売れない」と言われた。
(その理由は、「10枚で数日過ごさねばならないから、なくなると困る」とのこと。
なぜ早い者勝ちで売るのではなく、客を選ぶのか??意味不明)
3:なんとか箱を調達して、同じ郵便局から送ろうとすると
「1~2箱ならいいが、こんなにたくさんの国際小包は一度に受け付けられない。
一度に送りたいなら『国際郵便局』に行け」と言われた。
(結局、『国際郵便局』などというものは見つからず、別の郵便局から送った。
そこの郵便局の人は「郵便局に国際とか国内とか区別はなく、どこからでも
送れるはずだ。」と言っていた。近所の郵便局は、たくさんの国際小包の
処理がめんどうだっただけと思われる。)
4:荷物を送る当日、学校構内には許可車しか入れなくなっていたせいで、
タクシーに寮の前まで来てもらうことが出来ず、
全ての箱を校門の外まで人力で運ばなければならなかった。
5:そして校門のところでタクシーをつかまえたら、「今はオリンピックの規制で
タクシーにはたくさんの荷物は載せられない。荷物を運ぶ許可を受けた
車をさがしなさい」と言われた。
それから、1時間ほどかかってやっと「許可車」を見つけることができた。
6:国際小包は全て郵便局の人が中身を確認してから封をする。
やまねこがきっちり箱に詰めていた荷物はすべて取り出され、たたんだ服は
広げられ、投げ出されるので、また1枚1枚たたみ直すはめに。
そんなぐちゃぐちゃにしないで欲しい、と訴えたら「わたしだって、仕事でなきゃ
こんなめんどうなことしたくないわよ!」と逆ギレされた・・・・・・。
7:壊れ物を見つけ、「こんな包み方では確実に壊れる。」とモンクをつける局員。
届いたときに壊れていてもあなたの責任にしないからそれでいい、と言っても
「このままじゃダメ。あなたはこれが壊れても心が痛まないの?」と、しつこい。
そんなこと、アンタに関係ないやん・・・と思っていたら、綿花を取り出し丁寧に
包み始めた。いい人かも・・・とちょっと思ったが、支払いのときに
しっかりその料金を請求された。
8:翌日には帰国する、という日に交通カード(SuicaとかICOCAみたいなの)の
払い戻しをしようとしたら・・・なんと申請して1週間後にやっと
払い戻ししてもらえるシステムになっていたので間に合わなかった。
9:いつも注文していたミネラルウォーターのポリタンクの保証金を返して
もらおうとしたら何回電話してもタンクを取りに来ず、お金を返してくれなかった。
(後で聞くと、2人の知人が同じ目に合っていた。電話ではのらりくらりと
した対応で、そのうちに自分で取りに来ないと返さない、とか言い始めるらしい。)
そして、最後の10個目。
これは、あまりにもひどすぎると思う。
帰国の2週間ほど前に、退寮の手続きの仕方を確認しに行ったら・・・
「今日はもう会計部が閉まってるから手続きできない。明日かあさって来い」。
で、翌々日にもう一度行ったら
「もう夏休みで、会計は木曜日しかあいてない。なんで昨日来なかったんだ?」
『アンタが明日でも明後日でもいいみたいな言い方したからや!』と、言うと
「知らん。ワシは木曜日と言ったはずだ」
翌週は公費留学生の旅行に参加するので1週間不在の予定だったやまねこ。
『来週の木曜も無理なんです。再来週の木曜はもう帰国しています。
なんとかならないですか?』
「もう夏休みだ。なんで、もっと早くやっておかなかったんだ?」
一度あきらめて部屋に戻ったあと、もう一度あらためて行って
『じゃあ、退寮の手続きだけ今しておいてください。来週の木曜日に、
かわりに友達に会計に行ってもらいますから』 とお願いすると、
突然、「退寮の手続きは部屋のカギを返してもらうときにしかできない。」
と、めんどくさそーに追い払おうとするオヤジ。
その前の話では、ただ会計があいてる曜日かどうかが
問題だったハズなのに!?意味不明。
結局、それ以上やりとりしても何も得られず、ムカつきが増しただけで
あきらめてすごすご部屋に戻るしかありませんでした。
やまねこの約40日分の寮費は今なお返してもらえていません。
いちおー、その書類はお友達に託してきたので、
新学期が始まってから、かわりに会計部に行ってくれるはず。
そして、彼女が本人ではないことが問題にならなければ、
ちゃんと返金してもらえて、
彼女が次に一時帰国したときに送ってくれるはずです・・・。
とまあ、このような苦労をへて、なんとか帰国にこぎつけました。
さんざんな目にあった・・・と、すっかり疲れ果てて心がカサカサに
なっていたやまねこですが、あとで、先に帰国していたお友達に
「たいへんだったね~。
でも、これらのほとんどのことは、ちょっと『紅包(袖の下)』さえ
包んでいたら、簡単に解決したと思うよ。」
と言われ、ちょっとばかり目からウロコ・・・な思いでした。
郷に入って郷に従わず、ひたすら日本人的感覚で生きていた
やまねこにはま~~~ったく思いもつかなかった盲点!!
C国には、それを目的に、いろんなことで便宜を図らず
わざわざ相手を困らせるようなことをする習慣があるってことを
すっかり忘れていました。
でも、それを思いついていたとしても、
いったいいくら包めばいいのかとか、どうやって渡したらいいのかとか、
そんな習慣のないやまねこには
さっぱりわからないんで、どうしようもなかったですけどね。
とにかく!
そんなツライ日々も、やっと最後の日を迎えました。
当日の朝、ケータイの解約に行くときに
学校の敷地内でこんな可愛いコに出会いました。
心のカサカサがちょっとだけ潤いましたね。
そしてくまちゃん&Mちゃんがなんと空港までお見送りに来てくれました。
二人とも、一緒に来てくれてほんとにありがとう。
ここは、3月頃に新しくオープンした空港ビルです。
この趣味の悪い(すみません)龍のオブジェの前で多くのC国人が
記念撮影していたので、やまねこたちも真似してみました。
その翌日には、北京と違って真っ青な空の広がる
やまねこの心のふるさと沖縄に戻ってきました。
職場への挨拶&部屋探しのためです。
亜熱帯の湿気に包まれ、カサカサした心はすっかり癒やされました。
この日から今日まで、「ムカつく!」という言葉はほとんど口にしてません。
愛猫もホテルまで会いに来てくれました
ちょうどカットしたばかりで、宇宙人のような雰囲気です。
抱き上げると・・・イヤ~な顔をされてしまいました。
ははのことなんか、まったく覚えてくれていないようです(涙)。
さてさて、それからもうすでに、2ヶ月以上になります。
こんなに毛もふさふさになりましたよ。
そろそろ涼しくなるはずなので、もう今年はカットしなくてもいいかな?
やまねこは8月末に引っ越しして、9月からは社会復帰しました。
新しい家での暮らしは、北京の寮よりも広くて快適です。
でも、この1ヶ月ちょっとの間なぜか、自分の家って感じがしなくって
落ち着かなかったんです。
その理由が昨日やっとわかりました。
今まで、北京の暮らしとあまりかわらず、外食・買ってきたお弁当やパン・
インスタントもの・・・で暮らしてきたのですが
昨日、引っ越し後、初めて(!)ご飯を炊いて普通に食事したら
いきなり「自分の家」感が実感されるようになりました。
やはり、食は大切ですね。
これからは、ちゃんとした食生活を目指すぞ~。
久々の近況報告でした。
今まで北京でお世話になった、たくさんの皆さま・・・
ほんとうに、ほんとうにありがとうございました。
みなさまのおかげで、2年間なんとかがんばれました。
心より感謝します。
そして、これからは、まったりした沖縄での日々を
日記で報告したいと思います。
北京 帰国準備 沖縄
モノがなさそうなので・・・)に行ってきました。
北京から夜行列車で9時間です。
朝7時すぎに、フフホト(呼和浩特)に到着して、そのまま2泊3日の
大草原&砂漠ツアーに参加しました。
フフホト市内から、車で2時間半ほどでシラムレン(希拉穆仁)という草原に到着。
今年の草原は6月にたくさん雨が降ったので、最高の状態だ、とガイドさん。
草原のあちこちに、写真のような蒙古包(モンゴル語ではゲル)の
集まった宿泊施設がありました。それぞれ、旅行会社と契約している模様。
観光客相手の宿泊施設なので、ゲルは本物の布製のものではなく
コンクリートで作られてました。ちゃんとトイレ・シャワーもついていて、
でも、排水がそのまま地面に流れるようになっていたので、
何年かしたらこの草原はなくなっちゃうんじゃないか?と心配になりました。
車から降りると、民族衣装のみなさんが歌いながら出迎えて、
お酒を振る舞ってくれました。が、歌い終わるとさっさと帰ってしまいました。
到着したツアー客は、まず馬にのって遊ぶことになっています。
そして、乗馬代はツアー代金に含まれていません。
大人も子どもも、一人250元(約3800円)。めちゃ高いです!
でも、草原で他にすることもないので、「遊牧民の民家を訪問し、
このあたりでいちばん美しい草原を見に行く」、という4時間乗馬コースに参加。
そのいちばん美しい草原は、遠いので追加料金が必要でした。まったく・・・。
右下の湖(池?)のそばの草原が、いちばん美しく、状態がいい、という草原。
行ってみたら、地面があちこち見える草っ原。はげてる部分もあるし、
そんなに素晴らしい草原には見えなかった。
追加料金を払ってまで見る価値があるとも思えないような・・・・・・。
左下は敖包という石を積み上げたもの。時計回りに3回まわって、お願いをすると
かなうんだそうです。家族の健康をお祈りしておきました。
この乗馬ツアーはかなりの難行苦行でした。
民家に着くまで最初の1時間くらいで、もうおしりが痛くて痛くて泣きそうでした。
先導のガイドのおじさんに「あまりに痛くて耐えられないから降りて歩きたい」と
何度か訴えたのですが、全然とりあってもらえず・・・。
それどころか、笑うんですよ~!!ひどい。
確かに、軟弱ですけどね、やまねこは。でも、客を笑うな!ですよ。
それに、特に、やまねこの乗っていた馬の鞍が硬かったのです。
他の人の馬には、ちゃんと鞍の上に毛布が敷いてあったのに、やまねこのは
乾燥して硬くなった皮の鞍だけ。痛くなるのも当然でしょ。
民家でお茶して休憩してるときに、そのガイドのおじさんが
「痛かったら、ここからバイクで先に帰りなさい。あの人たちが
乗せてってくれるから」と、声をかけてくれたので、助かった~、と思ったら・・・
なんとバイクは別料金。そして、馬代は途中で帰ってもまったく返してくれない!
悪徳すぎるぞ。バイクに乗りたくなるよう、わざと硬い鞍つけてんのとちゃうか、
と、疑いたくなったし。
びんぼーなやまねこは、仕方ないのでガマンして馬に乗り続け(心優しい人が
やまねこと馬を交代してくれたので、ちょっとだけ痛みはましになりました。
もちろん、それはガイドのおじさんではありません。笑うなら、ガイドの
あんたが交代してこの馬に乗れってゆーんだよっ。むかつく~~)、
4時間コースを終了して宿に戻りました。
あとでシャワーのときに見たら、やっぱりおしりがずるむけてましたよ(涙)。
乗馬のあとは、モンゴルの競馬と相撲のショーを見せてくれました。
競馬は、ささっと1回走ったら終わり。めっちゃ、あっさり。
毎日、しかも日に何回もやって、やる方もあきあきしているのは
わかるけど、それを客に悟られず、客を楽しませるのがサービスって
もんとちゃうんかい、まったく。
相撲の方は、若いコたちが、割と真剣にやっていて好感が持てました。
そして、食事。ツアーに含まれる食事は、そんなじょーとーなモノでは
なかったけれど、隣のテーブルではお金持ちそうな家族が、羊の丸焼きを
注文していました。1800元(3万円弱)するらしい。
あわれな羊ちゃんは、口に菜っ葉をくわえさせられて
頭にはハタと言われる白い布を巻き付けられて登場しました。
昔は、羊は王様しか食べてはいけなかったのだそうで、食べるときには
丸焼きにして、独特の儀式をしてから切り分けて食べていたそうです。
客は、その儀式を見るのが主な目的で、羊の丸焼きを注文するのです。
儀式の中では、注文した人が「王様」、その奥さんが「王妃様」と呼ばれ、
王妃様がいちばん美味しい羊のもも肉を切り分けて王様に食べさせたりしてました。
モンゴルの歌を歌いながらの儀式で、なかなかおもしろかったです。
夜は20時すぎてから、やっと暗くなってきました。
そして、中庭ではかがり火を焚いての歌と踊りのショーが始まりました。
いろいろモンゴル語の歌を歌って聞かせてくれます。
(食事の時も民族衣装のみなさんが歌ってくれたのですが、それはリクエスト制で
1曲25元という法外なお値段で、やまねこたちは聞くのをあきらめました)
でも、カラオケなので風情がない感じ。
もっとしっとり、生の馬頭琴の演奏とかが聞きたかったな~~。
だんだん暗くなってくるにつれて、かがり火ひとつではショーの様子が
あまり見えなくなってきたので、外へ行って星空を眺めました。
北京ではほとんど見たことのない星。
ここでは、沖縄で見る星空のように、たくさんの星が見えました。
でも、やまねこは北斗七星くらいしか名前を知らないんですけどね。
2日目は、朝7時半くらいに草原を出発。
まずはバオトウ(包頭)まで行ってそこで昼食をとり、ゴビ砂漠の端っこへ。
そこは、砂漠の一部を囲い込んで作った遊園地のような施設(?)で
響砂湾というところ。もちろん入場料が必要です。
中では様々な乗り物が用意されていて、それぞれ別料金。
砂漠と言ったらラクダですけど・・・でも、昨日、乗馬でおしりがずるむけている
やまねこは、とても乗る気になれません。
車に乗ってるだけでも、揺れるとかなり痛いのに(涙)。
そこで、砂漠カーに乗って遊ぶことに。
自分で運転するのではなく、よこにスタッフが一緒に乗って運転してくれます。
スピードを出して砂漠を走り回るのはなかなか楽しかった♪
おしりにも、かなりやさしい乗り物でした。
でも、10分もないくらい短いのに、50元もするなんて~。
砂漠遊びの最後は、砂ゾリで下山。
(何時間もかけてやっと到着したのに、砂漠で遊んだのはほんの2時間ほど。
なんか、かなり時間のムダの多いツアーだ。)
以前に敦煌の砂漠でこれに乗ったときは、砂が吹き付けて息ができず、
目・鼻・口・髪、そしてブラやぱんつの中まで砂だらけになって最悪でしたが
ここの砂ゾリは大丈夫だったのでした。何が違うんだろう??
敦煌では風が吹いていたのかなぁ・・・。
そして、登るときはリフトだったので、自分で歩かなくていいのもよかった♪
3日目は、半日のフフホト市内観光。
しかし、今日のツアー客は、やまねこたちだけ。
そして旅行会社の人は、11時半に空港に送迎に行かないといけないとかで
行程表には3カ所あった観光地(1カ所はチケットを自分で買う、とだけ書いてあった)の
うち2カ所だけ行って、3カ所目には連れてってくれませんでした。
モンクを言うと、「そこは、車代も自費だ、車代片道20元と道路通行料とガソリン代を
払うなら連れて行く」などと言う。なんてひどい!なら、行程表に書くな~!
多分、市内からちょっと距離があるので、そこに行くと次の客の
送迎に間に合わないため、わざと「じゃあ、行きたくない」と言わせるように
したに違いないと疑っているやまねこ。
それで、もう10時すぎには、「じゃあ、あとは好きにして」と放り出されました。
ほんとは昼食もついてたのに、「昼食代は返金する」と一人20元返してくれた。
なんて誠意のない旅行会社だ。
夕方の飛行機まで時間があるので、市内の観光地をぶらぶら。
街の建物は、上にゲル風の屋根がついていて、なんだか
テーマパークみたいで、かわいい♪
ツアーで連れて行ってもらえなかった、ちょっと離れた観光地、
中国4大美人の一人である王昭君の陵墓、という所にも行ってみたけど
入場料が高いだけで、内容はがっかりなところでした。
中にある博物館の展示品もほとんど全てが複製品ばっかりで
本物は内蒙古博物館(フフホト市内)に収納されているのです。
市内観光でいちばんよかったのは、五塔寺の金剛座舎利仏塔。
ここは、自分たちで行ったのですが、1700年代に建てられた塔の
壁にびっしり掘られた石の仏像や仏具、動物なんかが美しかったです。
(でも、お寺の中のそれ以外の部分は全て再建されたものでいまいち。)
夕方まで観光したあと、19時すぎの飛行機に乗るため空港に向かいました。
翌日は茶芸師の試験があるので、帰りは夜行列車ではなく
ちょっとぜーたくして、飛行機にしたのです。
渋滞もなかったので、17時くらいには空港に到着。順調順調♪
・・・しかし。
ここからが、悪夢の始まりだったのでした。
18時半に搭乗のはずだったのに、全然搭乗開始のアナウンスがない。
聞いてみると、北京が大雨で離着陸できないので遅れる、とのこと。
そもそも、北京から来る飛行機が到着していないらしい。
C国では、delayは日常茶飯事なので、「またか・・・」と思って
おとなしく待ってたんですけど、20時になっても、22時になっても
「天候不良のため遅れます。搭乗時間はあらためてお知らせします」という
アナウンスが繰り返されるばかり。
別の北京便は「この便はキャンセルになりました。ホテルに案内します」とか
アナウンスしてたりします。
明日は試験なの~。やまねこは絶対に今日、北京に帰る~~。
それでも、やまねこたちの便は、キャンセル、とは言わないので
きっと飛ぶはず・・・と信じて待ち続けました。
こんなことなら、夜行列車にしておけばよかった・・・と後悔。
空港のベンチで座ってるより、寝台車で寝てる方がよっぽど楽だし~。
待ち続け待ち続け、飛行機が飛んだのは夜中の2時すぎ。
家に帰り着いたのはもう4時でしたよ。
なんとか、3時間くらいの睡眠を確保して茶芸師の試験に臨んだのですが
筆記試験はまあまあでしたが、実技試験で、ミスしてしまいました(涙)。
受かってますように・・・。
内モンゴル フフホト シラムレン草原 ゴビ砂漠
場所は地下鉄5号線の「東四」駅近くにある大新紡績品公司。
中に、たくさんの生地屋さん・仕立屋さんがあり
生地屋さんでお好みの布を選ぶと、自動的に(?)仕立屋さんが
後ろに立っていて、ウチで仕立てろ、とお店に連れて行ってくれます。
編み物のお店もありました。
T子さんは見本を持って行って注文していましたが・・・
その時は引き受けたのに、翌週取りに行くとできていなくて
「これは作れない」とお金を返金。C国やなぁ~。
T子さんから、見本を持ってくるとけっこう上手にコピーしてくれる、と
聞いていたので、やまねこは見本のデニムを1本持っていって
彼女の顔なじみのお店で生地を買って、同じく顔なじみのお店で仕立てて
もらうことにしました。
(雑誌に載ってる服なども仕立ててくれるらしいのですが、どうもデザインが
びみょ~に変化してしまうらしいです。型紙からおこすのはヘタみたい・・・)
生地が120元、仕立て代が80元、合計200元(3000円くらい)でした。
なかなか安い♪
さて、約束の1週間後に取りに行ってみると・・・
1:ボタンホールが小さすぎて入らない
2:裾の縫い目がなぜか下から2cmの位置でひじょーにかっこ悪い
という問題が。
ボタンホールは、試すまでもなく、見るからに小さすぎて入らないのは
明らかな状態。なんでこれでよしとするのか、C国人!??
裾は裾で、見本とまったく同じに作ってって言ったのに、
なんで勝手にそんな上の方で縫う!?
なおしてもらうよう言って、約束の3日後に取りに行ってみると・・・
ボタンホールはちゃんと大きく作り替えてくれていましたが、
裾の縫い目は・・・前より下の方で縫ってはくれていたのですが
それでもまだ不十分。
しかも、右側が下から1.5cm、左側は1cmとちぐはぐ。
あり得ないぞ~~。
もう一回縫い直すようお願いし、その3日後にやっと完成。
取りに行くと、仕立屋のおじさんが、「2回も来てもらってほんとに
ごめんなさい」、と丁寧にあやまってくれました。
やまねこ的には、あやまってもらうのは当然のことだと思っていたので
はいはい、と軽く受け流して商品を受け取ろうとすると・・・
「ごめんなさい、って言ったんだよ、意味わかるよね?」と
やまねこの目をじっと見つめてわざわざ確認するおじさん。
意味わかってるつもりだけど、いったい何なの・・・?
C国人が「ごめんなさい」って言うなんて、滅多にないこと。
もしかしたら、こういうとき、C国では
「そんな、あやまっていただくほどのことじゃないですよ」などと
大げさに相手をなだめたりするのが普通なんだろうか???
でも、やまねこの反応があっさりだったので、ちゃんと聞き取れたか
心配になって「意味わかる?」って聞いたのかも??
<見本>
<完成品>
あとから気づいたけど、後ろのベルトを通すところが一つ多い!
そして、ボタンをちゃんととめてはいてみたら、どうも1サイズくらい大きい
感じで、なんかお腹のあたりがもっさりしている。
でも、もう一度なおしてもらうのもめんどーだし、太っても安心ってことで
このままでよしとすることにしました。3000円だしね(笑)。
北京 東四 大新紡績品公司
Energyの阿弟が、去年10月に結婚して、
すでに8ヶ月のお子ちゃまがいるのだそうだ!!
今日、オリンピック関連のイベントの記者会見に出席したEnergy。
そこで阿弟はインタビューに答えて子どもがいることを話し、
感極まって涙を流したらしい。
そうかー、パパになったのかー。
阿弟、おめでと~~。
しかし阿弟は「30才になるまでに結婚すると離婚する」と
占い師に言われているため、1ヶ月後に婚約式だけをして
正式な結婚式・披露宴は5年後、30才になってからするのだそう。
そーゆーの、信じるたちだったんだー、阿弟。
(もしかしたら、契約の関係で結婚できないのかな??)
お相手は2005年に阿弟が日本へ旅行したときに出会った
女性(当時、彼女は日本に留学中だった)で、
阿弟の一目惚れだったんだそうです。
Energy 阿弟 結婚
馬連道のお茶屋街。場所は北京西駅の近くです。
一緒に行こう、と行ってくれたお友達T子さんのおかげで
重い腰をあげて、初めて行くことができました。
しかも、車で送迎までしていただきました・・・。
(T子さん、ありがとうございました~~!!)
馬連道は、道の両側にお茶屋さんがたくさん並んでいるのですが
お天気も悪かったので、まっすぐお茶屋ビルへ。
最近新しくできたという方のビルに行きました。
入り口の両側には、かわいい象さんが♪
やまねこは紅茶と烏龍茶、そして茶芸の道具を買うのが目的。
まだ初心者なので、あんまり高級なものを買っても宝の持ち腐れに
なりそうなので、適当なお値段のお茶道具を探していたら・・・
こんなカワイイ金魚のお茶セットを発見!!!
まっとうなお茶具路線からは、かなりはずれてる気がするけど
この金魚にあまりにも心惹かれて、買ってしまいました♪
小さな湯飲みは10コついていて、全部で150元。(1元=15~16円)
それにしても、かわいい♪
何回見てもかわいい♪
大満足~~♪♪
普段使い用には、蓋碗(白いお茶碗)・茶海(ガラスの容器)・
濾網(茶こし)を購入しました。全部で20元くらいでした!
(先日、町中の某お茶屋さんでは同じ茶海が1コで48元もした。
さすが、お茶屋街だ~♪)
この蓋碗は、湯飲みにも急須のかわりにも使えて便利です。
そして、茶船(下の台)は180元。
お茶の方は、中国の祁門(キームンorキーマン)紅茶100g(40元)と
試飲してあまりにもおいしかった鉄観音100g(240元!!!!)を購入。
それにしてもちょーお高い鉄観音。その店では最高級品。
その一つ下のランクの100gが100元のにしておこうか、すごく悩んだけど、
あのかぐわしさには逆らえなかったのでした・・・。
お茶の試飲をしてお腹たぷたぷになって帰宅。
買いたい物が全部買えてとっても満足な1日でした。
家で、その最高級鉄観音をいれて飲んでみました。
う~~ん、いい香り♪♪
たまには贅沢するのもいいな~。
ささやかな幸せ♪
①お茶を蓋碗にいれる。量は容器の1/3くらいの高さ。
②沸騰させたお湯を注ぎ、すぐにフタをして密閉し、40秒くらい待つ。
(1回目はお湯を注いですぐに捨て、2回目から飲みます)
③フタをずらせて茶海にお茶を注ぐ。(熱くてなかなか難しい)
④茶海から、湯飲みにお茶をつぎ分けて飲む。
(一人分では、あんまりが意味ない気がする・・・)
北京 馬連道 お茶屋街
受け取ったときに、領事館で「古いパスポートから新しいパスポートに
居留許可を書き換える手続きを10日以内にしないと罰せされます」と
注意を受けたので、「どうせもうすぐ帰国なのに・・・」と思いつつも
言われたとおり、1週間後に時間を見つけて公安に手続きに行きました。
何も疑うことなくパスポート2冊だけを持って公安に行ったら・・・
「学校で申請書と現住所の証明をもらって来ないとだめ」と
追い返されました。
公安のおじさんは、かなりつっけんどんな言い方です。
心の中でため息をつきながら、仕方なく学校まで引き返し、
クラス担任の先生を訪ねると、同じ部屋の先生と延々と
くだらん(に違いない、多分!)世間話をして
急いでいるやまねこを無視し続ける。
何分待っても終わりそうにないので「急いでるんですけど」と
会話に割り込み、なんとか申請書をもらう手続きをしてもらいました。
が、なんと当日にはもらえないと言う。
3日ほどかかるから、出来たら電話する、とのこと。
は~!?
すでに1週間たってるのに、あと3日も待ってたら10日間をすぎてしまう・・・。
と、思わずモンクを言ったら、「だいたい、7月末で帰国するくせに
なんで今、パスポートを新しくする必要があったんだ!?
もう、居留許可の書き換え手続きはしなければいいじゃないか。
出国のときに2冊のパスポートを見せて、知らなかったと言えばいい」
と、ちょーーー無責任な逆ギレ発言。
あんた、それでも先生!?
ってゆーか、やまねこだってそうしたいのは山々なんだよっ。
でもC国だと、そのときのイミグレーションの人の気分ひとつで
どんな目にあうかわからんから手続きしようとしてるんじゃないっ!!
・・・と、心の中で叫びつつ、「とにかく、申請書ができたらすぐに
連絡下さい」とお願いして帰宅。それが、先週水曜日のことでした。
しかし、です。待ってるのに、全然連絡なし。
火曜日(土日をいれずに、すでに4日目)、あまりに遅いのでは?と
確かめに行くと、「先週のうちに出来てたのに。」と悪びれずに言う先生に、
もう何も言えずだまって申請書を受け取るしかないやまねこでした。
はーー。
すぐに公安に行きましたが、当然ながら「10日以内」という期限は
とっくに過ぎてしまっています。
まず、無表情な女性にだらだら説教され、別のカウンターに回され、
そこで、「どういう経緯で10日を過ぎてしまったのか」という反省文の
ようなものを書かされました。書いたものを提出すると、
文章の最後に「わたしは10日以内に手続きをすませず、法律違反を
しました。処罰を受け入れます。」と書き足すようにと言われました。
え?「処罰」って・・・何???
これを書いたら、どんな処罰を受けてもモンク言えない、ってこと?
何をされるんだろう!?
めっちゃ高い罰金を要求されたらどうしよう?
まさか、どっかに拘束されたりなんてことは、ないよね??
びびりながら、その一文を書き足すと・・・
こんな「処罰決定書」を渡されました。
処罰の内容を拡大すると・・・
「今回は1回目の違反なので、『警告』のみです。次に違反したら罰金ですよ」
そのカウンターのおじさんは、親切なやさしい口調だったので、ほっとしました。
オソロシイ処罰でなくって、よかった・・・。
そして、無事、居留許可の書き換えの申請はできたのですが、
罰金は払わずにすんだけど、書き換え手数料が200元。
なんでや~~~。
延長(1回あたり400元)するわけじゃなくって、
前からすでに持っている許可証を移すだけなのに、
またお金を要求するわけ!?あり得ない~~。
1ヶ月後には帰国だというのに、またこんな不条理な目に・・・
やっぱり、最後までこれなのね、C国って。
ちなみに、Yahoo! JAPANのサイトは、開けるように復活しました♪
北京 公安 警告
学校(寮)のネット環境によって、ときどき繋がらないことがあったので
最初は気にしていなかったのですが、実は学校の問題ではなく
北京中で、いや、中国の全域でつながらなくなっている
ことが判明。ひどい!!!!
そもそも、C国は多くのサイトを規制しています。
2年前にこちらに来たときから、「てぃーだブログ」が開きませんでした。
沖縄の人や沖縄好きな人が利用している、地域ブログです。
そのせいで、何人かの沖縄のお友達のブログが、帰国中しか
見れなくなってしまいました。
こんな小さな地域ブログになんの問題があるってゆーねん!?と
常々不満に思ってきました。
そして、今年の2月頃からは「エキサイトブログ」が開けなくなりました。
(やまねこはこの2つしか気づいてないけど、本当はもっとたくさん
規制されているブログがあるのかもしれません・・・)
これらブログの規制は、誰か一部の人が書いた記事や貼った写真が、
C国政府のお気に召さなかったのだろうとやまねこは推測しています。
でも、ですよ。
Yahoo! JAPANはそういう個人の問題じゃないじゃないですかー。
多くの日本人が利用している大きな検索サイトですよ。
それをいきなり全部規制するなんて、なにそれ!?って思います。
ニュースもオークションも天気予報も・・・何もかもが開けない!!
おかげで、メインで使っていたヤフーメールが使えなくなってしまいました。
去年、何回かPCが不調になり、メールアドレスなどのデータが消えて
とっても困ったので、その後はメールソフトで受信するのをやめて、
ずっとヤフーのウェブメールを使ってきました。
そしたら、PCがダウンしてもアドレス帳が消えることはない♪という
予定だったのに、こんなことが起ころうとは。
お友達に、使えないってことを知らせようにも知らせられない~~。
そして、もし大切なメールが送られて来ていても読むことができない。
なんてことだ!!!
仕方ないので、他のアドレスを使って、連絡先がわかる知人には
ヤフーが使えないことをメールすることにしました。
やまねこはヤフーの他にhotmailとgmailのフリーアドレスを使っています。
そして・・・gmailの「設定」を開いてみたときに、「アカウント」というタブを発見。
そこには、別のアカウントからメールを受信:(POP3 を使用して
メールをダウンロードする)というスバラシイ機能があったんです!
そういうわけで、そこにYahoo! JAPANのメールアドレスを追加して
無事、ヤフーのメールを受信することが出来ました。
聡明なみなさんはとっくにそんなこと知ってたよ、とおっしゃるかも
しれませんが、gmailを使いこなせていないやまねこには
すばらしい大発見だったのです。
もしかしたら、C国にいて、やまねこと同じようにとっても困ってる
人がいるかも・・・と思って、解決策のひとつをここで報告してみました。
名前:(Gmail を使用して他のメール アドレスからメールを送信します)
を利用すると、ヤフーのアドレスでレスすることもできます。
残念な点は、迷惑メールフォルダに入ってしまったメールや
自分で設定したフォルダに振り分けられたメールは受信できないことです。
C国で暮らすみなさん、負けずにがんばりましょ~!
・・・Google Japanが規制されませんように(祈)。
中国 yahoo japan メール
約2年間いて、学業はあんまり進歩しなかった(苦笑)のですが
普段なかなか行けないようなところにたくさん旅行に行ったり、
いろんな人と知り合えて、貴重な経験ができたと思います。
もっとC国にとけ込めたらよかったのですが、
年を取ると自分の許容できる範囲がどんどん狭くなるようで
最後までC国の生活を好きになることはできなかったけど・・・。
そんな2年間の最後に、C国の茶芸を学ぶことにしました。
やまねこはコーヒーが飲めないので、お茶党です。
いちばん好きなのはウーロン茶ですが、昔はあまり飲まなかった
他の緑茶やプーアル茶なども、美味しいと思えるようになりました。
ただ、どういう風に淹れたらいちばん美味しいのか、とか
よいお茶はどのように選んだらいいのか、とか
全然わかりません。
そこで、せっかくC国にいるのだから、その間にぜひ
大好きなお茶のことも、ちょっと学んで帰ろう・・・と思いたったのです。
きっかけは、マイミクのtomoちゃんが、C国には茶芸師という
資格があって、講習を受ければ、中級ならわりと簡単に取れる、と
教えてくれたことでした。
茶芸師は、C国政府労働局の認める正式な国家資格です。
(それより、国際中医師の資格でも取るべきじゃあないのか?
って自分でも思うわけですが・・・ま、それは帰国後に先送り。)
半月のコースを受講し、終了後に資格試験を受けることが出来ます。
やまねこは先週から毎日学校に通っていて、今、半分が終了したところ。
(そのあいだ、本業の学校の方は自主休講中)
寮生活なので普段は教室まで5分とかからないのですが、
お茶の学校は地下鉄を乗り継いで、通学に1時間弱かかります。
場所は南礼士路にある泰元坊という茶芸館の中です。
久々の電車通学のせいで、肩こりがたいへん悪化して
首~背中~腰までがちがちです。しかも車内は臭くてツライ~。
クラスメイトは一人を除いて全部女性で、10数人います。
年齢は高卒くらいのコから、やまねこくらいの人まで様々。
先生は全員が女性。
授業では、毎回、先生が様々なお茶をいれてくれます。
各種類のお茶をそれぞれ10000杯くらい飲んだら
そのお茶のことが本当にわかるようになる、らしい。
なんか気の遠くなるような話だ。
そして、こういう茶具を使って、実際にお茶を淹れる練習もします。
この台(茶船)の上で、お茶を淹れるのですが、
途中で不要なお湯をそのまま流してもいいように、
下には水分を受けるトレーがついています。
これは、茶芸六用という、お茶の葉を急須に入れるときや、
湯飲みを挟むのに使う道具。
授業が始まってから初めて知ったのですが、実は茶芸師の試験には
実技試験があるのです!!
試験では、このような道具の名前をすらすら紹介しながら、
優雅な動きでお茶を淹れないといけません。
優雅な動き・・・それは、やまねこに最も欠けているモノ。
先生やクラスメイトたちの動きが、みんなとても優雅に見えます。
なんで、やまねこだけ、ぎくしゃくしてるんだろう(涙)。
しかも、優雅にお茶を淹れながら、にっこり微笑みつつすらすらと説明する
っていうのが、やまねこにとっては至難のワザ。
動作に集中すると口が止まり、説明しようとすると動きを忘れるのです。
そもそも、説明文がなかなか暗記できない~~。
お茶の種類によっていれかたが違い、やまねこの大好きなウーロン茶が
いちばん長くて複雑です。
「みなさん、こんにちは。今日はわたくしがお茶を淹れさせていただきます」と
いう挨拶から始まり、まず急須を温め、湯飲みを温め、お茶の葉を
お客様に見ていただいたあと、やっとお茶を淹れる・・・というように
進むのですが、ひとつひとつの動作に四字熟語の高尚な名前がついてます。
急須を温めるのは「孟臣温暖」、お茶を急須に入れるのは「佳茗入宮」と
いった具合。こんなん全部、覚えられないよ~~!!
軽い気持ちで習い始めた茶芸ですが、甘かった。
そんな簡単なモノではありませんでした。
試験は約1ヶ月後の7月5日。
それまで、毎日ぶつぶつ唱えながら、ひたすら練習しなくては。
(なんか、留学の努力目標がすごくズレてしまっているな・・・)
そして、そんなやまねこを最近いやしてくれているのは
寮の庭に住み着いている数匹のネコたち。
なかなか近づかせてくれないのですが、寮からの出入りのときに
このコたちを見かけるだけで、かなり心がほんわかします。
中級茶芸師、絶対に1回で合格できるようがんばるぞー。
北京 泰元坊 中級茶芸師
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昔、何かの姓名占いで『浮き草人生』っていう結果だったんですが、とってもその通りの人生おくってます。